今回は手元にいくつかあるハンネリワックスのうち「WILLSON鏡面WAXハンネリ ダーク&メタリック車用」を使用して、ハンネリワックスをかけてどれくらいの効果があるのかを試してみることにしました。
ハンネリワックスの役割
ハンネリワックスといいますと、主な用途は、水垢など、通常の洗車では落ちにくい汚れを落とす、塗装面を研磨剤を使用して均一化して目立たなくすることと、ワックス成分で傷を埋めること。この3点が主な役割です。また通常のワックスよりも柔らかいので施工性に優れているという利点があります。
ただ、個人的には研磨力というと、どうしても専用のコンパウンドに劣ってしまうイメージがあります。ということで今回は、「ハンネリワックスを使用することでどれくらい汚れが落ちるのか」を主に検証していきたいと思います。
実際に試してみる
先日、シャインポリッシュで機械を使う利便性にハマってしまいましたので、今回も同様にシャインポリッシュを使います。
しっかりと洗車をして、汚れを落とした状態で試します。ちなみに私の洗車ペースは大体週1回程度。連休などになると2回になるときもあります(笑)
これが、ボンネットだけかけた場合の状態です。既に若干の汚れがついています。濃色車なので普段落としきれていない汚れが結構あるようです。
本当はここで、バフを交換していくのが傷をつけないための正しい方法ですが、今回は実験なのでバフを交換せずに車体全体に施工していきます。
その結果がコチラ
うーん汚い!
見事に汚れていますね。普段ちゃんと洗車しているつもりでも、見えない汚れがどんどん付着しているようです。
次に、拭き上げ用バフで、乾いたワックスを落としていきます。
拭き上げに使用したバフも汚れていますね。
これが普段の洗車の甘さから来るものなのか、ハンネリワックスの効果によるものなのかという点で多少疑問は残るところではありますが、一見きれいに見える状態でもそれなりに汚れている事と、ハンネリワックスをかけた結果、汚れが落ちたという事実は間違いないようです。
光沢については文句しかな。さすがワックスといったところです。ハンネリは作業性に優れる分光沢に劣るという見解もあるようですが、私が体感した分には十分な仕上がりです。濡れたボディーに吹きかけて伸ばすタイプのコーティングと比較すれば段違いに輝きます。
という事で、ハンネリワックスの汚れ落とし効果の実験でした。
ガラス系コーティングなどをお使いの方は油分をのせることに抵抗があるかと思われますので、固形ワックス派の方、一度お試しいただくのもいいかもしれませんよ?
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