HORIBA グロスチェッカー IG331を買ってみた

DSC_3494 HORIBA グロスチェッカー IG331を買ってみた

ずっと前から、欲しいと思っていたんですが、価格が価格なだけに手が出なかったグロスチェッカーですが、ついにHORIBAのIG331を購入しました。

グロスチェッカーとは

さて「グロスチェッカーとは何だ?」というお話ですが、グロスチェッカーはその名の通り「光沢計」です。

「光沢のある面が、どれくらい光沢があるかを計ることができる機械」と、認識頂ければよいかと思います。

私が昔々、コンビニの深夜アルバイトをしていた時、床清掃の業者さんが、研磨+ワックスがけ完了後、グロスチェッカーで計測して、作業前後の数値を報告してくれていました。

そんなのがあったので存在はしっていたのですが…まぁ、素人は普通購入しないよね(笑)

グロスチェッカーで何が変わるのか

では、グロスチェッカーを購入して何が変わるのか?という点。

これについては、お察しの方もいらっしゃるでしょうが、グロスチェッカーを導入する事によって、コーティング剤の効果を数値化する事ができるようになります。

私のレビューで「車に施工したらいい感じだったのに、パネルでみたら変化がイマイチ」とか言ってる、参考にしづらいレビューとか、「写真はイマイチだけど肉眼で見るとピカピカ」みたいな場合でも、グロスチェッカーを使ってしまえば、変化の度合いは明確に数値化されて出てくるようになります。

まぁつまり、レビュー内容に嘘が付けなくなるんですね。
もちろん、レビューで嘘をついたことはありませんが「鑑人って業者の回しもんじゃね?」なんて思いながら読んでる方々からすれば、グロスチェッカーの客観的な数値の方が私の言葉よりも信頼できることでしょう(笑)

っていうか、スポンサーとかいないし、企業から依頼なんて来ないし…。
逆にプロスタッフさん、ウィルソンさん、ソフト99さん、シュアラスターさんとか、私のブログをもし知っていたら目の敵にされているかもしれませんし…(笑)
製品の詳細とか製造過程とか、材料による違いとか、取材させてくれたら面白いんですけどね、個人的に凄く興味ありますし…。
まぁ仮に「是非取材して」なんて言われてノコノコ出ていったらボッコボコにされて返されたりして(笑)

グロスチェッカーを使ってみる

DSC_3494 HORIBA グロスチェッカー IG331を買ってみた

さて、それではグロスチェッカーを早速使ってみます。

前回、ジャパンワックスのパネル実験で使用したものが、まだリセットされずに放置されていましたので、今回はそのまま使ってみようと思います。

計測は、60度、20度それぞれで計測できるようですが、細かい数値まで見たい場合は、20度を使用すればよいようです。

DSC_3494 HORIBA グロスチェッカー IG331を買ってみた
まず、マスキングテープが貼ってあった場所。
何も施工されていない部分の光沢が「162」と出ました。

DSC_3494 HORIBA グロスチェッカー IG331を買ってみた
次に、ジャパンワックス施工面が「158」。

DSC_3494 HORIBA グロスチェッカー IG331を買ってみた
ニューウィルソン施工面が「164」と出ました。

何も施工していない面が、ジャパンワックス施工面より数値がいいのが少し納得いかないですね。
ジャパンワックス、ニューウィルソンの施工面については施工後、時間が経過していますので、施工したてとは状況が違うかと思いますが、一応この時点で数値に差がでています。

ただ、ジャパンワックス施工面の中でも、ニューウィルソン施工面の中でも、それぞれ計測位置によって光沢度に違いがでるんですね。

グロスチェッカーで計測する場合、元々の面の状態が大きく左右するようです。
これまでは、写真上での変化がわかりやすいよう、あえて傷をつけたパネルを使用していましたが、傷のつき方にムラがあると数値も誤差が出てしまいます。
という事は、今後は綺麗なパネルを使用しないとダメかな。
あとは、車の塗装で試すときは、毎回同じ位置で計測するようにしないとダメですね。

まとめ

という事で、ついに購入したグロスチェッカーですが、今後のレビューに大きく役立ってくれそうです。

グロスチェッカーも導入したし、カメラ性能も上がっていますし、今は動画での検証なんかもやってるので、現在のこの環境で過去にレビューした製品も、再度レビューしてみたいですね。
当時は気づかなかった違いなんかも発見できるかもしれません。
まずはスマートミストとバリアスコートあたりからかなぁ。プリズムシールドとか、グラスターゾルオートとかもおもしろそうですね。

以上、グロスチェッカー購入のご報告でした。
今後のコーティング剤レビューの精度もさらに上がるかと思われますので、みなさんお楽しみにお待ちくださいませ。

それにしても、ただの洗車好きのド素人のはずが、グロスチェッカーまで買ってしまって…。
私は一体どこに行こうというのでしょうか(笑)


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コメント

  1. MS より:

    いくらすんのかなー・・・・?

    ごっ!ごまんオーバー!?

    高いの買いましたね・・・

    これプラス膜厚計もあったら無敵じゃないですか(笑)

    • 鑑人 より:

      MS さん

      コメントありがとうございます!

      流石に新品フルプライスは手が出ません(笑)

      中古…というか新品未使用品でございます(笑)

      膜厚計ってコーティング剤とかのも計れるですかね。

      まずはこのグロスチェッカーを駆使して皆さんに役立つようなレビューをしていきたいと思います!

  2. MS より:

    硬化系なら測れると思いますけど精度とか限界値とかが高いと値段も高そうな気がしますね(笑)

    • 鑑人 より:

      MSさん

      昔、何かの製品の説明ページで顕微鏡的な画像をみたので、膜厚計では厳しい気がします(笑)

      とりあえず、グロスチェッカーを駆使していきます!

  3. 石油の臭いが好きやねん より:

    おおお・・・ますますコーティング剤レビューの幅が広がりそうなアイテムですね。
    むしろこのブログにスポンサーが付いても良いくらい自腹切ってらっしゃいますよね。
    1番スポンサーになるべきは、例のパネルの製造メーカーさんかもしれません(笑)

    • 鑑人 より:

      石油の臭いが好きやねん さん

      コメントありがとうございます!

      スポンサーなんかついたら好き放題書けなくなりますからね‥。
      むしろスポンサーになってもらいたいのはBMWでしょうか(笑)
      絶対にないでしょうけど(笑)