クレポリメイトを比較してみた

コーティング

過去何度か、コメント欄にてクレポリメイトをお勧めいただいたり、比較の依頼をいただいたりしていたので、今回はクレポリメイトの比較をしてみたいと思います。

クレポリメイトと何を比較するかって話ですが

クレポリメイト同士を比較すんのが先だろ(笑)

だってねぇ

クレポリメイト クリア

クレポリメイト ナチュラル

クレポリメイトDX

スーパークレポリメイト

クレポリメイトだけでも4種類。まずはコレの何が違うのか比べてみないとね。

成分の違い

まず、成分の違いから見てみたいと思います。

クレポリメイト クリア

品名:自動車用・家具用ワックス
成分:シリコーン、界面活性剤
種類:水性

クレポリメイト ナチュラル

品名:自動車用・家具用ワックス
成分:シリコーン、界面活性剤
種類:水性

クレポリメイトDX

品名:自動車用・家具用ワックス
成分:シリコーンオイル、高分子ポリマー、特殊界面活性剤、乳化剤、除菌剤
種類:水性

スーパークレポリメイト

品名:自動車用・家具用ワックス
成分:シリコーン、炭化水素系溶剤
種類:油性

まず第一にスーパークレポリメイトは油性。ここが大きな違いの一つ。
次にクレポリメイトDXが他と成分が違います。特殊界面活性剤となっていますが、一体何が違うのか…。

さらに、除菌剤。

クレポリメイトDXのみ除菌剤が入っています。

ひとまず油性のスーパークレポリメイトはタイヤにはなるべく使用しないようにした方がよさそうですね。

説明文の違い

成分に合わせて各製品の説明文が微妙に違います。

クレポリメイト クリア
【特徴】
■高分子ポリマーが強い保護被膜を作り、深見のある光沢を長期間保ちます。
■UV吸収剤が紫外線による色あせ、ひび割れを防ぎます。
■塗り広げた後もベタつかず、ホコリを付きにくくします。
■使用後もにおいが残らない無効性です、

クレポリメイト ナチュラル
【特徴】
■高分子ポリマーが強い保護被膜を作り、自然で美しいつやを長期間保ちます。
■UV吸収剤が紫外線による色あせ、ひび割れを防ぎます。
■塗り広げた後もベタつかず、ホコリを付きにくくします。
■使用後もにおいが残らない無効性です、

クレポリメイトDX
クレポリメイトDXは、クレポリメイトが持つ”保護・つや出し”などの各種性能をグレードアップさせ、新たにクリーニング&除菌効果をプラスした「クリーナー&保護つや出し剤」です。

■特殊洗浄剤が細部まで入り込み汚れをキレイに落とします。
ナノサイズ化した高分子ポリマーが強い保護被膜を形成し、深みのある光沢を長期間保ちます。ベタつきもありません。
■UV吸収剤が紫外線による色あせ、ひび割れを防ぎます。
■美しく仕上げながら、車内を除菌します。
■伸びがよく、少量で効果を発揮します。
■香りが残らない無効性です。

スーパークレポリメイト
高純度高分子ポリマーが強い保護被膜を作り、美しい光沢を出します。
特殊バインダー成分が輝きと保護効果を長期間持続させます。
■UV吸収剤配合で紫外線による色あせ、ひび割れを防ぎます。
■塗り広げた後もベタつかず、帯電防止剤配合でホコリを付きにくくします。
■使用後もにおいが残らない無効性です。

DXは洗浄成分と除菌成分、全体的な性能アップ。スーパークレポリメイトは他と比べると、説明内容も違いますね。「特殊バインダー成分」とか「高純度高分子ポリマー」とか「帯電防止剤」とか、色々と違いがあるようです。

価格的にはクリアとナチュラルが安め、DXで若干価格が上がり、スーパークレポリメイトは1000円近くのお値段。

パネルで比較してみる

さて、比較をしてみたいところですが、外装のコーティング剤とは違うので内装やバンパーに使う樹脂パーツに近いもので試したいなぁと思ったんですが、ちょうどいいのが見つからなかったのでコレを買ってみました。

ABS樹脂パネルです。


ただ、このパネル、境界面を見てみるとどうも塗装されているような感じなんで、未塗装樹脂とは違うのかなぁとは思いますが、一応樹脂パネルってことでこれで実験してみようと思います。


パネル自体は綺麗そのもので、片面だけ出荷時の傷防止の保護フィルムが貼られていました。
綺麗なパネルなんですが、経年劣化で白濁してくるのを待ってられないので、ヤスリで傷をつけてみます。


だいぶやり過ぎた感はありますが、まぁ外部の未塗装樹脂なんかはもっとザラっとしてたりもするのでまぁいいでしょう。

これにマスキングをして施工してみました。


施工場所はこんな感じになります。

まずは、吹きかけた時の感じの違い。


スーパークレポリメイト以外はすべて乳白色の液体です。DXだけが若干濃いかなぁという印象でした。

これを塗り延ばして、べたつき感がなくなるまで拭きます。

どうでしょう?

見た目的にはクリアとDXが濃い感じでした。スーパーの方は良く伸びて、そして、しっとり感が強かったので逆にふき取りすぎたかなぁという感じはします。

総評

ひとまず全部比較してみましたが、内装に使うなら、ダッシュボードは窓への映り込みを抑えるためにナチュラル、その他はクリアか、除菌がしたいならDX。外装の未塗装樹脂ならスーパー、タイヤなら油性のスーパーは避けたい人はいると思うので、クリアかナチュラルかDXって使い方になるんでしょうかね。
とりあず、クリアとナチュラルは価格がすごく安いので購入しやすいのがいいですね。

パネルに2枠ほど余りがありますので、次回はオレンジと白のパッケージのアレとか、青いパッケージのアレとかと比較してみたいと思います(引き伸ばし)。

耐久性比較はその2製品との比較が終わったら野外放置で試してみたいと思います。

[追記]
「オレンジと白のパッケージのアレ」の比較をしてみました。
クレポリメイトとアーマオールを比較してみた

[追記]
「青いパッケージのアレ」の比較をしてみました。
クレポリメイトとワコーズスーパーハードとアーマオールを比べてみた

コメント

  1. MS より:

    同一ブランドでの比較もなかなか珍しいですが、非常に参考になりますね。
    ただパネルは傷を入れ過ぎな気がしないでもありません・・・(笑)
    油性のスーパーは確かにタイヤにはあまり使いたくないところですが、仕上がりはさすがに油性ってだけありますね。
    耐久性も多分トップではないかと思われます。
    アーマーオール(正式にはアーマオールだっけ)青いアレは・・・なんだろう・・・?
    個人的にはアーマーオールのちゃんとしたタイヤ用のを欲しいなと思っているところですが、これがまた近所に売ってなくてですね・・・。

    提案なのですが、これら保護剤を塗り広げた後はアーマーオールと同様に30分程度の放置と2回塗り3回塗りも試していただきたいと思います。
    その後外で放置とかどうでしょうか?

    • 鑑人 より:

      MSさん

      コメントありがとうございます。

      パネルはやりすぎましたね(笑)

      スーパーは施工のしやすさ、伸びやすさ的には一番な感じでした。でも拭けば拭くほど薄くなるのでこの辺は、さじ加減が必要そうです。

      重ね塗りや放置などは一応今後予定しておりますので、しばしお待ちくださいませ。

  2. yuu より:

    比較して下さってありがとうございます
    ナチュラルとスーパーは知っていたのですがDXの存在は知りませんでした(–;)
    いままでクリアが優秀だと思ってたんですがDXの除菌成分がきになります
    タイヤに使うとクリアは黒々してるんですがDXはさらに黒々と、ナチュラルはクリアより少し薄くって感じですかね
    やっぱりスーパーは乳化剤を入れずに油性にしたがために拭き取れるのかも知れませんね

    • 鑑人 より:

      yuu さん

      こめんとありがとうございます!
      DXはあまり見かけませんよね。ホームセンター等ではナチュラルとクリアかどちらか一方しかおいてなかったりもします。
      内装だとDXの除菌成分が効果を発揮してくれるかもしれませんね。タイヤと内装で使い分けてみるというのもありではないかと思われます。

  3. 匿名 より:

    照明かフラッシュかはわからないが
    上2つが白くて下2が暗いから
    画像ではわからん。
    もう一度きちんと撮影して再アップを求む。

    • 鑑人 より:

      匿名さん

      コメントありがとうございます!

      関連記事の方にも照明の当たり方が違う感じの写真が上がっておりますので、是非参考までにご覧ください!

  4. 匿名 より:

    私もクレポリメイトの愛好者、ビッグスクーターに月一回塗りまくります。
    新古車みたいになりますな。ただ雨があればかなり流れるか。
    あのシュアスターワックスも試してみました。
    光沢はクレポリメイトの方が少し上か、ただ持ちはなかなかよさそうです。
    まあごまかし?には、もってこいです。

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