画像:https://www.htcvive.com/jp/
ウォールストリートジャーナルに気になる記事が載っていました。
仮想現実、熱狂がもうすぐ冷める理由
要は「コンテンツ不足でVRの盛り上がりはいずれ終息する」って事なんですが、チョイ前に流行った3Dとかとは一線を画していると思うわけでして、もう少し流行ってコンテンツが増えてくれればもっと発展してさらに面白くなりそうな技術です。
というわけで、VRが衰退してしまわないように
「ぼくがかんがえたさいきょうのVRかつようほう」
を勝手に考えてみました(笑)
VRでゲーセンが熱くなる?
VRとサラウンドヘッドフォンがあれば没入感が半端なさそうです。「各地のゲームセンターの筐体との連携で戦う」的なね。
ガンダムの戦場の絆のさらに上位版みたいな感じです。できれば自前ヘッドセットとヘッドフォンが持ち込めれば尚よさそうです。
かつて「アフターバーナー」みたいな動く筐体のゲームがありましたが、VR連動でさらに面白くなりそうです。
3DSの画面のようですが今見てもおもしろいですね。思わず体が動いてしまいました。
映画館は?
少し前から4DXって動いたりなんだりっていうリアル感が増したのがありますけど、それにVRを加えて、あたかも自分がその映画の中にいるようなものを…。
って、だれがその映画とるんだ?って話になりますが…。
アミューズメントパークは?
アミューズメントパーク全体をVRで探索する前提にするのも面白そうですが、1コンテンツとして用意しても面白そうです。
VRを使って夢の国を体験してもらうとかね。
お化け屋敷的なのも行けそうです。これはさぞ怖いでしょう。
一応閲覧注意(ホラーです)
https://youtu.be/g7SQV5bYECI
SF物も面白そうですね。通路だけ用意しておいて、バッテリー内蔵のバックパックを背負ってもらってVR世界を体験してもらう。まぁ理由付けは「君の装備がリュックに入っている」みたいな設定にして背負ってもらえば違和感ないですよね。
バックパックに必要な機能を盛り込んで、あとは無線化できれば「リアル体験版ウィザードリー」みたいなことが出来そうです。
そして施設の改修は必要なく、内部のソフトウェアアップデートで中身のコンテンツのアップデートで対応可能ってのは初期のコストを除けば定期的なイベント開催などもできて面白そうな気がします。
フィットネスとかどうかな?
ルームランナーで走るには上下動作が激しいのでドデカイヘッドセットが邪魔になりそうですね。
ではエアロバイクならどうでしょう?暇なエアロバイクでのサイクリングに景色を同期させるってのは面白そうです。
走り回る必要がないので、これは個人相手でも行けそうな気がします。
筋トレは…。
VRはいらないですかね。
ボクササイズなんかは仮想の相手と戦いながらトレーニングってので面白そうです。
病院とかは?
病院なんかで使えないでしょうかね。
普段病院の外に出られない人のために車いす的なのに連動させて外を散歩させてあげるとか、あとは歩行訓練のリハビリとか。
ほぼベッドから動けない人を車いす連動VRにのってもらって手の操作だけで仮想現実内を動き回れるみたいなのはできないですかね?
あとは人とのコミュニケーションにおびえてしまう的な心の病のために、仮想現実内でまずはコミュニケーションを図る訓練とか。
「こいつは今現実にいないんだから大丈夫」というところから、いろんなプログラムされたシチュエーションを体験してもらって徐々に社会生活に慣れさせるとか。
ビジネスは?
ビジネスで使うとしたらどうでしょう?オンライン会議かな?
主催者が参加者の着席位置をアサインして、会議を始める。音声はサラウンドヘッドフォンを用いて、あたかもそれぞれがその位置にいるかのように声が届くみたいな。
資料は宙に浮かぶスクリーン投影で見れますよ。みたいなね。
建築物なんかも行けそうですよね。
図面上だけではなく、完成イメージの中をVRを使って体験できる。これはハウスメーカーなんかが採用したら面白そうです。
「あなたが希望した家はこんなつくりになりますよ」
といった感じで、実際に歩き回ってもらう。間取りとか図面ではわからなかった使い勝手なんかをVRで確認してもらいながら進めるみたいなね。
まぁ家を建てる前段階のそのVRコンテンツを誰が誰の予算で作るのかっていう話にもなりますが…。
VR版セカンドライフ
一時流行ったセカンドライフが今度はVRで!みたいな。
本当に仮想現実内で生活してみる的なのもできそうですね。
訓練は?
イマイチ臨場感の足りない訓練系はどうでしょう?
まずは自動車学校のアイツ。難易度超高いんですけどVRにしたらさらに面白そうですね。
あとは事故に遭遇したことのある人にしかわからない、横から車が飛び出してきてぶつかるときの心臓を冷たい手で触られるような感覚。
「無謀運転はあぶないんだぞ」
っていうのをわかってもらうためのものとしても使えそうです。
フライトシュミレーターで採用してみるのも面白そうですね。
何にせよ個人が相手ではキツい気はする
ということで勝手に色々並べてみましたが、結局のところ
コストはいったい誰が負担すんだ?
って事なんですよね。VR用コンテンツの準備とか、結構な費用が掛かりそうですし。
コンテンツを簡単に作れるようにするとか、参入が容易にできるようになってないとやっぱりしんどいですよね。
でも素人の考えでこれくらい出てくるんだから、VRはもっともっと進化していってもいいんじゃないかと思います。