Core2QuadからCorei7に変えて違いを比較してみた

PC

ヤフーオークションをのぞいていたら偶然見つけたIntelのCorei7。
価格が6000円程度と非常に安かったのでそろそろCore2Quadも卒業かなということで購入してみました。

今回購入したのはCore i7 960。

そう、パッと見てわかる方ならわかるはず。

でっかい地雷踏んだーーーー!

何が問題かといいますと、このCPU、Corei7なのは間違いないんですが、世代が古いんですよね。
そして世代が古いだけならまだしも・・・・

CPUのソケットがLGA1366

このソケットのマザーボードってもう製造してないんすよ…。まぁそれもCPU買ってから気づいたわけですが、人間こうやって失敗を繰り返して成長していくんですねぇ。
製造してないという事は、現在入手できるのは中古品ばかり。ついでに価格も高騰気味。
なんとかマザーボードをゲットしたんですが、組み上げて起動するも

ちゃんと起動しない・・・・

起動後数秒で落ちます。

CPUが悪いのか、マザーボードが悪いのかさっぱりわからないので近くのパソコン工房に持ち込み、500円のワンコイン診断をお願いしました。

結果は「そけっとのピン曲がってんじゃね?」とのこと。

あああ、確かに曲がっています。この3か所のピン曲がりを修正して起動できました。

めでたしめでたし

…ではなく!

本題は性能比較ですね。どれくらい違うのか試してみたいと思います。

Core2QuadとCorei7を比較してみる

さて、ここで公正な比較をしたいところなんですが、環境再構築にあたり、OSがWindows VISTA ULTIMATEからWindows8.1に・・・・。しかも元のCore2Quadが2.66Ghzなのに対し、Corei7が3.2Ghz。

もう比較前段階からグダグダです…。まぁちゃんとした比較はPC系専門サイトにお願いするとしましょう。

では比較。

単純に今回はBIOHAZARD6とFFXIVのベンチマークのスコアで比較してみようと思います。
グラフィック設定はどちらも最高設定でいきます。

BIOHAZARD6ベンチマーク Core2 Quad

スコア:6953

FFXIVベンチマーク Core2 Quad

スコア:7096

どちらも既に快適にプレイできる状態とのスコアがでました。
次にCorei7でどうなるか試してみます。

BIOHAZARD6ベンチマーク Core i7 960

FFXIVベンチマーク Core i7 960

あまり大きな変化はなかった…

まぁ、CPUの負荷が大きいものであれば差が出てくるんでしょうけど、今回まわしたベンチマークソフトではスコア的に圧倒的な差が出るほどのものではありませんでした。

ちなみにハイパースレッディングを切った方がスコアが伸びるとの報告がありますが、これに関してはベンチマーク上ではハイパースレッディングONの方が良いスコアとなりました。
瞬間的に負荷がかかる処理などはもしかしたらハイパースレッディングを切った方がいいのかもしれませんね。

変化したところ

今回の環境再構築での一番の違いなんですが、一番変わったのが起動速度でした。シャットダウン状態からの起動速度がVISTA ULTIMATEから比較すると段違いに早くなっています。

とはいってもこれはWindows8とSSDの組み合わせによる恩恵なんですけどね…。CPU関係ないじゃん。

と思っていたんですが、試しにFPSのBattlefield4を起動してプレイしてみたところ、以前よりもグラフィック設定を負荷の高いものにしてもカクつかなくなった!!!

これはちょっと感動ものでした。今までかなり設定を下げてプレイしていたんですが中間設定の状態でヌルヌルサクサク動作で動きます。さらには、高解像度設定にしてもある程度は動きます。ただし素早い動きになった際にカクつく事があるので、通常プレイは中間設定にしておかないといけないようです。

次に消費電力。

これはマジでヤバイ

私のPCケースにはZALMANの消費電力チェッカー付きのファンコントローラがついているのですが、アイドル時のBattlefield4を起動したときの消費電力量が、ざっと100W弱上がっています。もともと電気を食うCPUなのは知っていたのですがここまでとは…。数値を見て正直驚きました。
数字が正確かどうかはともかくとして、アイドル時が120W位で動作しているのに対し、Battlefield4起動時には320Wまで上がります。Core2Quadの時はせいぜい230W位だったと記憶しています。
構成としてはSSD×1,HDD×1,サウンドカード,GTX660がのってる状態なのでむしろこの消費電力で収まっている方がおかしい気もしますが…。でも負荷に応じて数字が上下しているので大体の目安にはなります。
で、これはグラフィックボードの性能を限界まで引き出せるようになったからなのか、CPUが本当にバカ食いするのかどちらなんでしょうかね。

総評

というわけで、参考になるかどうかはわかりませんが、Corei7のレビューでした。

結局Corei7にしてよかったの?

と聞かれれば素直に「よかった」と答えられるくらいには変化がありましたし、延長サポート中のVISTAから乗り換えるきっかけが欲しかったのも事実なので総合的に判断してOKといったところ。

但し前述の通りマザーボードが希少なので今後の故障時に果たして安価で修理できるかどうかという不安はのこります。安物買いの銭失いとはまさにこのこと。皆さんは是非現行仕様のCorei7をご購入ください。

コメント

  1. 匿名 より:

    あんまりよく無かったみたいだな

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