WILLSONの ウォッシュコート を使ってみた

コーティング

今回はウィルソンのフッ素系コーティングカーシャンプー「WASH Coat」を試してみたいと思います。

目次

ウィルソンのウォッシュコート

さて、今回試すウィルソンのウォッシュコートですが、こちらはコーティング剤でなく、「コーティングができるカーシャンプー」です。

公式の紹介動画がありました。

ウォッシュコートの成分

含まれる成分は以下の通りです。

・陰イオン系界面活性剤
・固体フッ素樹脂
・シリコーン

さて、ここで気になるのが「固体フッ素樹脂」という成分ですが、こちらはいったい何なんでしょう。

固体フッ素樹脂とは

固体フッ素樹脂について検索してみるとヒットするのが「テフロン」です。

そうですね、フライパンやらの調理器具で目にする「テフロン加工」のテフロンです。

テフロンには以下の特性があります。

1. 耐熱・耐低温性
2. 耐薬品性
3. 低摩擦製
4. 非粘着性
5. 難燃性
6. 電気絶縁性
7. 耐候性
8. 純粋・無毒性

ということで、固体フッ素樹脂=テフロンという事であればこれはもう優れものですね。
ボディーがテフロン加工のフライパンみたいになったらすごいんですけど(笑)

というか、ウィルソンさんはフッ素好きですよね。
ガラス系真っただ中ですが、ウィルソンさんはフッ素系推しのようです。

ガラス系とフッ素系の絶妙な融合の製品とか作ってくれたらいいんですけど…。

WILLSONのWASH Coatを使ってみる

さて、それでは早速洗車・施工していきましょう。

付属のスポンジにウォッシュコートをとって洗っていきます。

思ったよりも泡立ちますが、通常のカーシャンプーに比べると泡立ちは少な目ですね。

洗ったら、早速流していきます。

撥水はいい感じですが、水滴が結構残りますね…。

施工後の感じはこんな感じ…



日陰での撮影ですが夕日が映えていい感じですね。

ちなみに、ガラス系、シリコーン系のコーティングカーシャンプーですと、施工時に洗い流すのが遅れるとムラがすごいんですが、今回のウォッシュコートはムラを確認することができませんでした。

パネルで比較してみる

次にパネル比較です。

まずはパネル単体から。

左側にウォッシュコートを施工します。

先程のスポンジに取ったときの写真ではイマイチ感じがわかりませんでしたが、パネルに載せるとこんな感じ。

ドロっとしています。

フッ素系は個人的にあまり過度な期待はしていないんですが、思ったよりも変化が現れました。

ちなみに途中で気づいたんですが、このボトル半透明なんですね。

コーティングカーシャンプーって、大体同じ形状で、ボトルが不透明なんで、残量が感覚でしかわからない事がおおいので、これはありがたいです。

そして、1台洗車した割には思いのほか減っていません。

ノズル形状が他のコーティングカーシャンプーと違い、細いので取りすぎるという事が無いようです。

結構、原液で使うカーシャンプーって、注ぐときに「ドボドボっ」と出てしまう事があるんですが、こちらはボトルを押した分しか出ないので、写真のように1台分洗った後でも結構残っています。

エックスマールワンコーティングシャンプーと比較してみる

次にエックスマールワンコーティングシャンプーと比較してみます。

参考記事


左にウォッシュコート、右にエックスマールワンコーティングシャンプーです。

光沢の感じとしては同等といったところでしょうか。

次に、水滴を落として比較してみます。

水滴の落ち方が全然違いますね。

ウォッシュコートがツツツツ…とい言った感じの落ち方なのに対し、エックスマールワンコーティングシャンプーがツーっといった感じです。

スマートミストと比較してみる

次にスマートミストと比較してみます。

左にウォッシュコート、右にスマートミストです。

露骨に変化があらわれました。

次に、水滴を落として比較してみます。

落ち方も同様に、ウォッシュコートがツツツツと水滴が落ちますね。

うーん、洗車時と違い、パネルでの水滴の落ち方があまり綺麗ではありませんね…。

防汚性能を比較してみる

さて、フッ素系というと防汚性能なんですが、一体どうやって比較したらいいかなぁと考えて…

オイスターソースを垂らしてみることにしました(笑)

これが果たして正しいのか…サラダ油のほうがわかりやすいと思うんですが、我が家には今オリーブオイルしかないことに気づき…。
そしてさらに汚れがひどそうなオイスターソースを使ってみることに。

うん、わからないね(笑)

それとピンボケが酷くてゴメンナサイ(笑) こんなにひどいとは思わなかった…。

さらに伸ばしてみましたが…

余計にわけがわからなくなってしまいました…。

フッ素というとスマホのコーティングとして使うと、指紋がきれいに落ちるので期待は高いんですけどね…。

まとめ

という事で、今回使用したウォッシュコートですが、洗車・施工時にムラになりにくいのが一番かなぁというところ。

施工後の光沢はいい感じでしたが、フッ素系全般に言えるのは傷の隠蔽は少な目なので「きれいなボディーをきれいに保つため」というところに重点を置いた製品としてみるのがよさそうです。

防汚性能がどの程度か気になるところではありますが、私は洗車頻度が高いものでそこまでガッチリと汚れることがないんですよね(笑)

ボトル一本分使い切ったとき、どれくらい変化が現れるか…ってところなんですが、たぶんそこまで使わずにまたコーティング剤のストック棚に移動しそうです。

でも、固体フッ素樹脂の防汚性能にはちょっと期待したい所です。

あとは、いつもの使い過ぎてしまうボトルから、ちゃんと適量取れるボトルに変更、半透明で残量がわかるなど、この辺の変更は非常にありがたいですね。

コメント

  1. いとう より:

    早速来ましたね!wash coat
    毎度実験お疲れ様です。
    公式動画でも日産エンブレム付近がべったりしてるので、撥水は期待しない方がいいのかなと思ってました。

    結果を見ると、手間を減らすには候補に入れてもいい感じかも知れませんね。
    といっても、xmal1の方がパネルでは良さそうな。

    立ち位置が微妙ですね。。

    • 鑑人 より:

      いとう さん

      コメントありがとうございます!

      そうですね…。

      直近で撥水の良い製品を試していただけに、更にギャップが…。

  2. MS より:

    防汚性はおそらく
    ・ベターっと塗る
    ・水で流す
    が、分かりやすいと思います。
    オイスターソースではなく灰(蚊取り線香とか線香とかタバコとか)を振り掛けて水で流す。とか。

    あとパネルを立てていくのに手間でしょうから、自作で可動式のパネル置き(レバーでもダイヤルでも)を作ると楽かもです。
    イメージとしては置き鏡みたいな蝶番付きのやつですかね。
    立てた時に上になる部分に糸(釣糸)を付けて土台になる部分あたりにリール的な物を付けて、それを巻き取る。みたいな。

    • 鑑人 より:

      MS さん

      コメントありがとうございます。

      なるほど。そういう実験の方が良さそうですね。

      パネル立てるのは、カメラはスタンドで固定しているのでそこまで苦ではないですよ。
      可動式のが作れたらいいんですけど…不器用なんでしばらくは手動で(笑)

  3. ボブ より:

    はじめまして。いつも大変参考にさせて頂いています!
    リンレイの超艶クリアコート是非お願いします。

    • 鑑人 より:

      ボブ さん

      コメントありがとうございます!
      超艶クリアコートはよくカー用品店で見かけますね!

      レビュー候補にいれておきますね!
      情報ありがとうございます!

  4. ぽご より:

    アクアシャインクリアという商品が317と似ているらしいので、比較お願いします。

  5. カッキー より:

    はじめまして
    ウォッシュコートを購入して使ってみました。
    ほぼ毎週のようにコレだけを使ってボトルを使い切りました。
    結果はボトル一本を使い切る頃には
    強烈な撥水力になって、シャワーの水は球体のような玉になりました。
    私はミニクーパーに使用したので
    フェンダーの素地にも使えて撥水してくれるのが有難かったです。
    ただ気になる点はフロントガラスに使って、
    セームで拭き上げるだけだと、ビビリ防止のワイパーでもビビリまくる点ですね。
    その点に関しては乾いたタオルで乾拭きしてやると、治まりました。
    以上、使い続けたレビューです。
    長文失礼致しました。

    • 鑑人 より:

      カッキー さん

      コメントありがとうございます!

      長期使用のご報告ありがとうございます!
      なるほど。使い続ける事でそのような変化があるのですね。

      情報ありがとうございます!!

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