ダイエット効果あり?ディアナチュラ「EPA&DHA」を試してみた

カラダ・健康

今回は「中性脂肪を減らす」というサプリメント、アサヒのサプリ ディアナチュラゴールド「EPA&DHA」について調べてみることにしました。

さらに、実際に試してみたのでその結果も併せてご報告します。

目次

はじめに

実は、遡る事1ヵ月とちょっと。

テレビを見ていたら「中性脂肪を減らす」という謳い文句のアサヒのサプリ ディアナチュラゴールド「EPA&DHA」のCMを目にしました。

丁度、飲み会などの外食続きで、おなかまわりがだいぶ緩くなり、ついでに体重計に乗ったら個人的には驚愕の数字まで体重が増えていたので「これはいかん」と思っていた矢先、丁度いい製品を見つけたという事で早速飛びついてみました。

今回は、このディアナチュラゴールド「EPA&DHA」を飲み切ったので、感想なども含めて報告したいと思います。

アサヒ ディアナチュラゴールド EPA&DHAとは


ディアナチュラゴールド EPA&DHA [機能性表示食品] 30日分 180粒

まず、このアサヒ「ディアナチュラゴールド EPA&DHA」とは何なのか、テレビCMをご覧になったことが無い方もいると思うので、動画を貼っておきます。

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CMの通り、「中性脂肪を減らす」という効果を謳っている製品になります。

「医薬品や特定医薬部外品ではないのに効果を謳っていいものなのか?」

と思ったんですが、こちらは「機能性表示食品」というものになるそうで、結論からすると「言ってもいい」という事になるそうです。

届け出表示は下記の通り

本品にはエイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)が含まれます。中性脂肪を減らす作用のあるEPA、DHAは、中性脂肪が高めの方の健康に役立つことが報告されています。

引用:EPA&DHA | ラインナップ | ディアナチュラ | アサヒグループ食品

という事で、この「DHA」「EPA」それぞれに「中性脂肪を減らす」秘密があるようですね。

機能性表示食品とは

まず、上記で取り上げた「機能性表示食品」とは何なのか、調べてみました。

アサヒのページを見ると下記の様に記載されています。

保健機能食品制度とは、国が有効性や安全性を個別に審査し許可した特定保健用食品(トクホ)と、国が定める特定の栄養成分の規格基準に適合した栄養機能食品に加えて、新しく「機能性表示食品」制度ができ、食品の目的や機能等の違いにより、「特定保健用食品」、「栄養機能食品」、「機能性表示食品」に分けられます。

機能性表示食品について
事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品です。販売前に安全性及び機能性の根拠に関する情報などが消費者庁長官へ届け出られたものです。ただし、特定保健用食品とは異なり、消費者庁長官の個別の許可を受けたものではありません。

引用:保健機能食品制度について|教えて!サプリメント|楽しむ・学ぶ|アサヒグループ食品

という事でして「根拠もない、メーカーが勝手に言っていることというわけではない」ようです。

EPAとは何なのか

次にそれぞれの成分について掘り下げていこうと思います。

EPAとは「エイコサペンタエン酸」の略。

詳細については、ニッスイのHPで詳しく解説されていました。

主に青魚の油に多く含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)は、体内でほとんど作ることができない「必須脂肪酸」の一種です。
必須脂肪酸にはほかに、同じく魚油に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)、肉やリノール酸(植物油のひとつ)に偏った食事により体内に増加するAA(アラキドン酸)などがあります。

引用:EPAとは? | サラサラ生活向上委員会 | ニッスイ

EPAは、人間のからだでは合成されにくいとされる必須脂肪酸です。血管・血液の健康維持に重要であり、「血液をサラサラにする」「中性脂肪値を下げる」「血管年齢を若く保つ」「心臓病・脳梗塞を防ぐ」「動脈硬化を防ぐ」などの効果があります。

引用:EPAとは? | サラサラ生活向上委員会 | ニッスイ

特徴として、体では合成されにくいものの、継続して摂取することで血中の量が増えやすい特徴があるようです。
また、純度の高いものは高脂血症、閉鎖性動脈硬化症上の治療薬として医療用医薬品として効果を発揮しているそうです。
※こちらもニッスイのHPに書いてありました。

DHAとは何なのか

DHAはドコサヘキサエン酸の事。

世代にもよりますが、一昔前「頭がよくなる」という触れ込みで非常に有名になった時期がありました。

マグロの目玉に多く含まれるとか、子供に食べさせると良いとか、DHA配合のキャンディーなんかも売られていた記憶があります。

DHA(Docosahexaenoic Acid=ドコサヘキサエン酸)とは、一言で言えば「私たちの体に必須の脂肪酸(栄養素)」です。脂肪酸とは、脂質いわゆる「油」を構成するモトになるものです。

「必須」と言うだけに、人間の脳や目の網膜、それから心臓(心筋)、胎盤や精子、母乳に多く含まれています。それほど大切な存在でありながら、やっかいなことに体内ではほとんど作られず、外部から摂る–つまり食事を通じて摂取するしかないのです

引用:DHAって何?:DHAが何か分かりやすく解説 | DHAのチカラ | マルハニチロ株式会社

こちらも体内作ることが難しく外部から摂取しないといけないようです。
EPAと違い、継続して摂取しても血中の量は一定の値よりも増えていきにくいという傾向にあるようです。

EPAとDHAの組み合わせの理由は?

EPAは成人に、DHAは乳幼児に
研究面からみるとEPAは純度がほぼ100%の濃度の医薬品で研究が積み重ねられてきたため、人が食べるとどうなるのかということがはっきりわかっています。
対してDHAでは100%の濃度のものを人が食べた研究はほとんどなく、実際はEPAも混ざった魚油による研究の結果が語られているというのが実状です。
結果として、EPAは血液や血管の健康に様々な効果があることがわかっていますが、DHAで確定的に言えるのは脳や神経に存在するということまでになります。
すなわち、現時点ではからだの出来上がった成人の健康にはEPA、脳が作られる成長期の乳幼児にはDHA、ということになります。

引用:EPAとDHAの違いは? | サラサラ生活向上委員会 | ニッスイ

EPAを摂取する場合、併せてDHAも含まれた食品であることが多い為、EPA&DHAはセットで考えられているようです。
DHA自体は、「脳や神経に存在する」という事だけが確定しているだけのようです。

EPA&DHAの成分と原材料

栄養成分表

栄養成分
エネルギー26.54kcal
たんぱく質0.92g
脂質2.46g
炭水化物0.18g
食塩相当量0g

機能性関与成分

機能性関与成分
EPA600mg
DHA260mg

原材料

EPA含有精製魚油/ゼラチン、グリセリン、酸化防止剤(ビタミンE)

EPA&DHAの主な効果

調べてみた感じでは、明確な効果を発揮するのはEPAであるようだという所まではわかりました。

前述の通り

・血液をサラサラにする
・中性脂肪値を下げる
・血管年齢を若く保つ
・心臓病・脳梗塞を防ぐ
・動脈硬化を防ぐ

以上のような効果があるという事なんですが、これはちょっとセサミンに似ていますね。

EPA&DHAに何でダイエット効果があるの?

さて「中性脂肪を減らす」という謳い文句から、直感的に

中性脂肪を減らす → 脂肪を減らす → ダイエットに効果あり?

となりそうですが、果たして効果はあるのでしょうか?

こちらについてもニッスイのHPに詳しく書かれていました。

メタボの原因となる内臓脂肪も減少!
EPAでは皮下脂肪はもちろん、メタボリックシンドロームの原因となる内臓脂肪も減少させる効果や傾向が認められています。

EPAと脂肪のメカニズム
動物実験において、EPAは脂質の代謝に関連する遺伝子(SREBP-1c,PPARγなど)に作用し、脂肪を燃焼しやすい体質に変えることが報告されています。

引用:検診結果が気になる方に!中性脂肪にEPA | 知られざるEPAのパワー | サラサラ生活向上委員会 | ニッスイ

という事で、皮下脂肪の減少や内臓脂肪の減少にも効果があるようです。さらに脂肪を燃焼しやすい体質にしてくれるというのはありがたいですね。

ただ、この辺で勘違いしてはいけないのは「どんなにたくさん食べてもEPAを摂っていれば痩せるなんて都合の良い解釈をしてはいけない」という事ですね。

感覚的には、体重の増減が少ない量の普段の食生活の中で、EPA&DHAを取り込んでいくことにより、内臓脂肪や皮下脂肪が低下するかもしれないという感じではないでしょうか。そりゃ山ほど食べてそれでいて痩せるなんて都合のいい話はありません(笑)

EPAやDHAに副作用はあるのか

EPA・DHAを合わせて1日3g以上摂取し続けると副作用が出る可能性があるようです。
具体的な症状としては

・胃もたれ
・下痢
・吐き気
・鼻血がでやすくなる

といったものがあるようです。

胃もたれ、下痢、吐き気などは、EPA、DHAが脂肪酸であることが原因のようです。
鼻血が出やすくなるというのは、血液がサラサラ、血流が良くなる効果によるものと思われます。

また、血液をサラサラする効果や、血圧を下げる効果から、それと逆の効果となる血液凝固阻止剤や血圧を下げる薬を服用している方は気を付けたほうがよさそうです。

EPA&DHAを購入してみた

それでは、私の体で実際に摂取して試してみた結果のご報告。

まず購入したディアナチュラですが、箱がちょっとだけ豪華(笑)

あとはボトルの手触りもちょっとだけいい気がします。

粒自体は、少し大きめの黄色の透き通ったカプセルです。

これは、以前購入したセサミンEXみたいですね。

参考:サントリーのセサミンEXを購入して効果をレビューしてみた

これを、1日6粒、朝と晩に飲むように自分ルールを設けて摂取していくことにしました。

EPA&DHAを飲み切った結果

さて、1ヵ月EPA&DHAををのみ続けて、1本目がなくなりました。

ここまでの結果をまとめてみたいと思います。

即体感できる効果は?

これまで試した、エビオス錠やその他の製品と比較した場合、EPA&DHAを摂取して、突然通日後に「あれ?」と思うような変化が現れるような事はありませんでした。

効果はあったか

何とも言えないところですが、結果として飲み始める前から3キロ体重が減りました。

これが効果と言えるかはわかりませんが、体感的に腹回りが若干引き締まったような…。

「せっかく飲んでいるんだから…」

と少し腹筋や腕立て伏せをしたりはしましたが…。むしろそっちのせいかなぁ。でもEPA&DHA脂肪を燃焼しやすくしてくれているのであれば、少しの運動でも脂肪がいつもより少し多く燃えてくれたのかもしれません。

副作用はあったか

私の結果からすれば副作用は全く無し

胃もたれも、下痢もありませんでした。

相乗効果で体調がよくなる!みたいなことも無かったので、わかりやすい結果は上記の3キロ減という結果だけでしょうか。

EPA&DHA 続ける?やめる?

飲み切ったところで、EPA&DHAを続けるのかやめるのか、正直迷いどころです(笑)
「体重が減った」という所だけ見れば、続けてもよさそうな気もしますが、とりあえず今の所は適正体重内に収まっていると思うので、一旦やめて様子を見る。もしくはまたおなかまわりが気になりだしたら買ってみるというのも手かもしれません。

以上、ディアナチュラ「EPA&DHA」のレビューでした。

コメント

  1. MS より:

    フィッシュオイルで効果を感じたようなら継続する方が良いですね。
    コスパの良い海外サプリに挑戦されてみては?
    DHAやEPA含有量にこだわるなら海外サプリといえど内容量を吟味する必要がありますが。

    • 鑑人 より:

      MS さん

      コメントありがとうございます!

      サプリは基本的に「自分の体で試したら何が起こるんだろう?」という興味からなので、あれこれ試したい気持ちもあります(笑)

  2. MS より:

    なるほど(笑)
    では一例として以下を考えてみてください。

    ・CLA
    ・オルニチン
    ・HMB(軽度な筋トレやEMS使用でも効果は出ます。ヤフオクに売ってる「アクティブラボ」というメーカーで赤いボトルのがコスパ高いです)
    ・ガルシニア
    ・カルニチン

    興味を持った場合ですが、効能などはご自身でお調べください(笑)

    私はマルチビタミン、ミネラルは継続使用がデフォだと思ってます。

    またフィッシュオイルですが、ディアナチュラに匹敵する物はナウフーズのスーパーオメガ3みたいです。
    内容量が若干劣りますが120~240粒ありますので1日1粒換算するとかなりコスパは高いです。

    • 鑑人 より:

      MS さん

      情報ありがとうございます!
      教えて頂いたものは普段はなかなか耳にしないものばかりですね!
      これも調べてまとめさせて頂きたいと思います(笑)
      多分知りたい人は多いと思いますので。

      フィッシュオイル、おなかのブニブニがきになってきたら試してみたいと思います!
      情報ありがとうございます!

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