あれこれ試したいコーティング剤はあるんですが、コメント欄でも、複数回オススメをいただいたのもありまして、最近ネット界隈で話題(らしい)、呉工業が販売元となっている、海外製のカーワックス、ストーナーのスピードビードを試してみることにしました。
なんか「ステマ」とか言われちゃいそうですけど、ネタは旬なうちのほうがいいよね!ってことで試してみます。
まずは車に施工
それでは早速車に施工してみます。
洗車後の車体に噴きかけてみましたが…
思ったよりサラっとした感じです。カルナバワックスが含まれているのでもっとドロっとした感じか、白く濁った感じを想像していたんですが、サラサラ系の液体でした。
それにしても
匂いが甘ったるいなぁ~(笑)
これぞアメリカ!みたいな甘ったるい香りです。
これはアレですね。マグアイアーズのGold Class Carnauba Plus Paste Waxの匂いもこんな感じでしたね。
参考記事:マグアイアーズのGold Class Carnauba Plus Paste Waxを試してみた
で、これを施工した上で、施工前後を比較したかったんですが…
施工前
施工後
確かに艶感が増してますが、写真自体が暗くなってしまっているので、余計に黒々した感じなってしまいました。決して悪いわけではないようですが…
成分に界面活性剤が含まれており、クリーナー効果もあるということで、水滴が若干乾いてきて水滴跡になってしまった状態。
この状態で簡易コーティングを施工すると斑点状に残ってしまったりするんですが…
スパっときれいになりました。本当にスッと落ちます。スプレーして拭いてる間にススススっと消えていくのはいいですね。
ざーっと全体に施工してみました。
いい艶感です…が、この前に新ゼロウォーターや、コメリのディフェンスウォーター(後日レビューします)を施工したりしてるんで、安直に判断するのは難しそうですが…。
ちなみに、ワックス成分のせいかは知りませんが、筋状のギラつき感と、拭き残しが目立ったりします。
これ
わかりますでしょうか。
直射日光が当たるとわかりやすい感じになります。
乾いたタオルでしっかり拭いてあげるときれいに仕上ります。
ということで2度拭きしないとダメそうです。
パネル実験してみる
次にいつも通りパネル実験をしてみたいと思います。
パネルの左側だけ施工してみたんですが…
見えねぇ…
蛍光灯の光を入れて暗めに撮ってみました。
全く変化がないというわけではなく、一応施工した面は色が濃くなっています。
次に、新しくなったゼロウォーター…以下「新ゼロ水」としておきましょうか…と、スマートミストと比較してみます。
明らかな違いがでましたね。
新ゼロ水、スマートミストのほうが色が濃くなっています。
次に水滴を落として、水滴の落ち具合を比較してみます。
相変わらず写真撮影はヘタクソですが、動きがあったほうがわかりやすいと思いますので、gifアニメでご覧ください。
スピードビードが真っ先に水滴が落ち始めました。疎水性をうたっているだけあって滑水具合は優秀なようです。
総評
ということで、スピードビードを試してみましたが
まぁ、おおよそ思った通りの結果でした。
というのもですね、このスピードビードですが、アマゾンで購入すると
2,500円程です。
が
米アマゾンで価格を見ると
Stoner Car Care Speed Bead Quick Detailer
約11.5ドル。
価格は抑えめ。米アマゾンはカーコーティング剤の類が基本的に価格が低いので、スピードビードの位置づけがどのあたりかわかりづらいんですが…他の製品と比較してみればある程度分かりそうです。
例えば、マグアイアーズのUltimate Liquid Waxが$16.97。
そしてマグアイアーズのUltimateシリーズの簡易系の位置にあると思われるUltimate Quik Detailer
これが$8.99。
Speed Beadが中間くらいのお値段。
単純に価格と効果が比例するというわけではありませんが、それでもこれらをしのぐ製品ではないのかなぁという判断はできます。
さらに、それぞれの商品をよく見ると、Ultimate Liquid Waxのレビュー数が1000件超え。Ultimate Quik Detailerが600件超え。対して、Speed Beadが38件…。
この結果をどう判断するか。
単純に会社の知名度や、販売本数でコメント数が多いだけかもしれませんが、それでも、製品タグについてる「USA No.1」の文字は一体何を表しているのか考えてしまいます。
別に「人気が1位」とも、「売上本数が1位」とも、何も言ってませんから、ウソでも何でもないんでしょうけど…。
なんだか微妙な話になってしまいましたが、まぁこの内容で「ステマだ!」と騒ぐ人はいないでしょう(笑)
製品としてはカルナバワックス入りで、疎水性というのは珍しい部類に入ると思います。
クリーナー効果もアリという事なので、艶感の高いコーティング剤やワックスの上、または硬化系のコーティング剤のメンテナンスに施工してみるというのも楽しそうです。
あとは雨天後等の結果がどうなるか、汚れの付着具合等、その辺は後日改めて報告します。
以上、STONERのスピードビードのレビューでした。
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