さて、以前「ティファールのアクティフライについて調べてみた」で取り上げたティファールのアクティフライですが、やっぱり気になったので買ってしまいました。
この手の料理アイテムは「いかに継続して使い続けられるか」が結構重要かなぁと思っています。
大きい調理器具は「一度使って満足」みたいになってしまうと、二度と出てこなくなってしまうので、なるべくたくさん作って、レパートリーを増やし、常用するようにしないと、無駄なお買い物になりかねません。
目次
アクティフライを使ってみる
それでは早速届いたアクティフライを使ってみたいと思います。
開封
中身は、本体と、説明書とマニュアル、油を追加しなくてはいけない場合のために、小さいボトルがついています。
やはりサイズ的には結構大きいですね。6合炊きの炊飯ジャー…それよりも一回り大きいかな。収納にはスペースを食いそうです。
始めに、水を入れて動かしておく。
説明書を読むと「最初は水を500ccほど入れて動かしてから使ってね」という旨が書いてあります。
これは素直にやっておいた方がよさそうです。
なぜならば
ものすごい化学的な臭いがするから
「化学的な臭いって何だよ」と言われてしまいそうですが、何でしょう。おろしたての樹脂製品のにおいなのか、モーター類の潤滑油なのかよくわかりませんが、自然界には存在しないにおいが立ち込めます。
これを飛ばすためにも初めは一度ちゃんと説明書通りにお水を入れて動かしましょう。
今日のメニューは『から揚げ』
それでは、アクティフライで料理をしてみたいと思います。
他の方のレビューを拝見すると、やはり「揚げる」という所がメインなのもあり、から揚げをチョイスしている方がチラホラみえるので、私も習ってから揚げに挑戦です。
今回はレシピ通りに、鶏もも肉、しょうゆ、調理酒、生姜で味付けをして、片栗粉とコーンスターチをまぶして調理していきます。
分量は、少し作り置きしたかったので多めにして作りました。
セイユーに行ったら1kgの鶏もも肉が800円台で売られていたので購入。
全部切って、分量より多く作ったタレにつけてモミモミして着けておきました。
衣をまぶして
本体の中に並べて
調理時間は20分、モード1の「揚げ物」でスタートです。
ちなみに、から揚げは皮がある場合は、鶏の油がでるので、追加で油をかける必要はありません。
その他の準備をしながらしばらく待ちましょう。
調理中に気になったこと
動作音は大きい
これはまぁ予想していましたが、動作音は大きいですね。
「ブオオオオオオオオオ!!!」
って感じです。掃除機みたいな…。
ハマる肉がいる
これは私の切り方というか、準備の問題ですが、肉が時々羽の根元にすっぽりハマって転がってくれない時があります。
時々開けてハマった肉を救出してあげないと、きれいに仕上がらない可能性もあります。私は我慢しきれずに途中で開けてしまいました。
盛大に粉が噴き出す
他のサイトさんのレビューを見て知っていたにもかかららず、衣の粉をしっかり落とさなかったせいで、動作と同時に盛大に粉が噴き出しました。
上の透明な蓋と本体のすき間から、ブオっと出てきますので、必ず最初に余分な衣の粉を落としましょう。
羽の動きは思ったよりもスロー
アクティフライには
モード1.揚げる
モード2.炒める
モード3.煮る
という3つモードがありますが、羽の動きに違いがありまして
モード1の時は、動作後、時間が残り40%になったところで羽が「ズズズ・・・ズズズズ・・・」と動き出します。
モード2に場合は最初から「ズズズズズズ・・・」という風に連続回転します。
モード3の場合は「ズズズ…ズズズズ・・・」と一定間隔で回転します。
思ったよりゆっくり動作で、グルグルと撹拌するような早い動きではありませんでした。
ついつい見ちゃう
本当は「放置しながら調理」がしたかったんですが、ついつい中を見てしまいますね(笑)
徐々に熱が通って、ジュワジュワと言い出す姿は楽しいものです。
完成
さて、30分の調理時間がおわりまして、から揚げが完成しました。
お皿に盛りつけて
いかがでしょう?
結構ちゃんとできていますよね?少しばかり衣が多い所があったので、オリーブオイル1プッシュ程吹きかけた肉もありましたが、大体の肉は鶏の油だけで揚がっています。
実食した感想としては「普通に揚げたから揚げと変わらないんじゃない?」という感じです。
味も良い、肉は硬くない、衣もカリっとしている。十分ですね。
そして、このアクティフライ、私は「揚げ物したいけど廃油が面倒」「部屋に油のにおいがつくのが嫌」「調理はなるべく放置で時短したい」というのがあって購入したんですが、そもそものこの機会の特徴は
油を使わず揚げるからヘルシー
ってのがウリでしたよね。
というわけで、揚げ終わったフライパンを覗いてみます。
油落ちてますね。
鶏本来の油と、少し追加したオリーブオイルだけで、これくらいの油が出ています。
通常の揚げ物のようにどっぷり油を使わないのでこれはいいですね。
料理は片付けまでやって料理
昔々、看護師で夜勤のある母親に代わって夕飯の支度をしていた時や、クッキングパパを読んで料理にハマっていた時期、母親に言われていたことがありました。
「アンタ、料理は片付けまでちゃんとやって、初めて『料理』なんだからね!」
そう。料理というものは、料理自体が手間でなくとも、その後の片付けが面倒でやらなくなってしまうケースが(私には)よくあります。
とくに一人暮らしなんかはその傾向は顕著ですね。「片付けめんどくさいからレトルトでいいや」なんてことも多くなります。
あとは
「今日は嫁に代わって料理して『やるぞ』」と意気込んで料理をしている諸兄。片付けまでちゃんとやってますか?
使った道具はちゃんと元の位置に戻していますか?普段、料理をされる奥様なら、調理器具、調味料などなど配置が決まっていたりしますので、終わったらちゃんと戻しましょう。
という事でですね、「洗うのと、片付けが楽かどうか」は料理において結構重要になりますが、アクティフライはどうでしょうか。
まず本体がデカイ
これは若干マイナスポイント。炊飯ジャーより大きい。キッチンが広いお宅ならともかく、これは常時置いておけないサイズです。
毎度「しまう・取り出す」が発生するのが厄介ですね。
各パーツは取り外し可能
使用後のメンテナンスとして、本体の清掃をしなければなりません。
掃除が必要なフィルターや、フライパン、蓋は取り外し可能なので、洗うのは楽ですね。
フライパンはいいけど羽が…
ただし、今回から揚げをして分かったんですが、フライパンは全然こびりつかないんですが、羽にこびりつくんですね。
カリカリになった衣が張り付いていたので、少しつけ置きしてから洗いました。
という事で
毎回しまって、また棚から出す的な使い方をする場合はちょっと面倒
という感じです。
キッチンが広くて置きっぱなしにできるようであれば特に問題はないと思います。
感想・その他
油を使わずに揚げ物ができるというのは色々と便利でした。
まずは揚げ物を試してみましたが、「チャーハンがパラパラに仕上がる」というのもウリのため、今度はチャーハンあたりの「炒める」を試してみたいと思います。
あとは煮る系は「風を当てる」というアクティーフライの作りと、うまくマッチしてくれるかは、試してみないとわかりませんが、レシピには煮る系料理も掲載されているので、ぜひとも試してみたいと思います。
以上、アクティフライのレビューでした。
追記
「炒める」も試してみました!
「アクティフライでパラパラのチャーハンは作れるのか試してみた」
さらに「煮る」も試してみました!
「ティファールのアクティフライでハヤシライスを作ってみた!」
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