どうしても気になるピカール赤缶
いつもはコーティング剤ばかり購入してはレビューしている私ですが、どうしても、どうしても気になっていた商品がありまして、ほしくて仕方がなかったので意を決して買ってみることにしました。
それは日本磨料工業株式会社の「BRITERワックス」。
この日本磨料工業株式会社はピカールでおなじみの会社です。
以前、日本磨料工業株式会社から出ているグラスターゾルオートを2回にわたりご紹介しました。
過去記事
この結果が中々良かったもので、同じ会社から出ている製品はどんなものか試したくなった次第です。
で、今回購入したのがコレ。
赤缶こと「BRITERワックス」です。
グラスターゾルオート同様にホームセンターなどで簡単に手に入るかと思ったんですが
店頭で売ってない…!
なぜかカー用品店でも、ホームセンターでも売ってませんでした。
なのでネットから購入。
手元に届いたブライターワックスを開けてみます。
黄ばんだというか、茶色というか「余計なことはしていない!」といった感じの色。
ニオイはなんでしょうか。昔懐かしいワックスのにおいという表現が妥当だと思います。
実験開始
それではいつも通り、このブライターワックスをパネル上でテストしてみようと思います。
今回の比較対象はコレ。
グラスターゾルオートです。
こちらもツヤツヤになったので実際のワックスと比較した場合はどうなるのか気になるところでもあります。今回はいい機会ですので、同じ会社の異なる製品でどのように違うのか確かめてみようと思います。
早速ですが施工後のパネルです。
あまり違いが判りませんが、どちらもパネルが黒々と変化しています。
角度をつけて写真を撮ってみるとよくわかりますが、ブライターワックスの方が傷の隠蔽効果が高いようです。
…まぁワックスを塗りこんでいるから当たり前と言われれば当たり前ですね(笑)
マスキングをはがして写真を撮ってみました。
やはりブライターワックスの傷の隠蔽効果はいいですね。
でも以外だったのは、見た目でウルウルツヤツヤといった感じになっていたのはグラスターゾルの方でした。
グラスターゾルは傷はまだ目立ちますが、非常にしっとりとした感じになります。
傷の隠蔽も、光沢もどちらもブライターワックスに軍配が上がると思ったのですが意外な結果となりました。
光を当てないで普通に写真を撮りました。
右側だけ、フチの部分に白いカスが残ります。これはもうWAXの宿命ですね。仕方ないところです。
実際に施工してみた
引きこもって実験しても仕方ないので実際に車のボンネットで試してみることにしました。
右半分にだけ施工してありますが違いが判りません…。
ちなみに古いコーティングを落とすなど細かいことはやっておりません。おそらく最後に施工したのは撮影日より1週間前のSG-MAXですね。
マスキングをはがします。
うーんわからない(笑)
普段からボンネットは気合を入れていろいろやってるからなぁ。という言い訳は置いておいて違いが判らなければどうしようもない。
寄ってみます。
やっぱりわからない(笑)
ワックスのカスがついているおかげで多少の境界は認識できますが、効果の差というものがわかりません。
寄ったことでわかったのは映り込んだ景色がボコボコしているので、塗装面が均一ではないという事だけ(笑)
天井はワックスが流れ落ちて窓につくと油膜の原因となるので、ひとまず側面などぐるりと施工してみました。
うん、悪くないと思いませんか?個人的には満足できる仕上がり。
めんどくささはワックスのそれですが、終わった後の満足感もそれなりにあります。
光沢は問題なしですね。
ちなみに
古い中古車ゆえにザクザクとついているドアノブの部分の深い傷は消せませんでした。
撥水性能について
この後数日して雨が降りました。実は施工時に天井部分と窓部分には前回レビューした「ポリマーG1000」を施工していました。
で、雨粒の具合を見てみましたが、やはり撥水性能はポリマーG1000の方が上でした。
ポリマーG1000がコロコロとした水滴なのに対し、ブライターワックスの方はそれよりも若干楕円に近いというか平面に近いというか。
という事で過度の撥水性能は期待できませんが、ワックス故にそれなりの撥水性能もあります。
総評
今回は気になって気になってどうしようもなくなって買ったブライターワックスでしたが、個人的には仕上がりも含めて比較的満足いきました。というより価格が安かったのが一番ですが(笑)
色々な簡易系コート剤に比べると傷の隠蔽効果は抜群ですし、時間がある方ならこちらの方が良いかもしれません。
日本磨料工業 ブライターワックス赤缶(スポンジ付) 200g 54100 *ケミカル* |
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