何故、「田んぼの水を見に行ってくる」系の事故が起こるのか

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今晩は台風並みの大荒れ。ご注意ください。
「台風並み暴風雨、西日本を直撃…東も要警戒」

さて、台風となると毎年夏に

田んぼの水を見に行ってくる

と言って出かけて不幸に合うというニュースが聞かれますが、

都心部にお住まいの方は多分これの意味が分からないでしょう。

なぜ、暴風雨の中、わざわざ田んぼの水を見に行くのか?

田んぼの水を見に行って何故亡くなるのか?

このあたりは多分わかりづらいと思いますが、米農家を例にとるとこんな感じです。


1.田んぼの水量管理は重要
田んぼは基本的に水によって温度管理を行っています。
寒い日は水量を増やして保温、温かい時は水量を減らす。
ほったらかしではダメなんです。

ついでに豪雨によって増水すると、せっかく育った稲が倒れたり流されたりしてしまう恐れがあるので、どうしても米農家としては気になってしまうのです。

用水路があふれてしまって田んぼに水が流れ込んでしまうケースなんかもあるわけです。

2.用水路は小さいものから大きいものまで様々
水田の用水路というと、土手と土手の間の深さ数10センチの浅いものを想像している方も多いかもしれませんが、平野部等では幅や深さが数メートルなんてのもあります。
落ちたらひとたまりもありません。

田んぼに水を引くために普段は水門を閉じて水を貯めて引いているケースもあり、
これが決壊しないように暴風雨の中、水門を開けに行くなんて事もあります。

おそらくこれは雪国の人が関東で雪が降った時に数センチの積雪で何故そんなに騒ぐのか、何故死傷者がでるのか理解できないのと同じくらい、理解されづらい問題だと思います。

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