Android スマートフォンメーカー徹底比較! その2:メーカー別比較


photo credit: Johan Larsson

Android スマートフォンメーカー徹底比較!第2回。
メーカー別比較です。

前回の記事でAndroidとは?スマートフォンとは?という部分に触れました。
今回は詳細にメーカー別に(勝手に)比較していこうと思います。
※個人的な指標と若干の恨みがこもっている部分が含まれます。ご注意下さい。

現在Androidのスマートフォンを出しているのは、キャリアの壁を取り除いて考えると

【国内メーカー】
SHARP
富士通東芝
NECカシオモ
京セラ

【海外メーカー】
Sony Ericsson
HTC
SumSung
PANTEC
motorola
LG

※意外や意外、ソニエリは海外メーカーです。
スウェーデン生まれのイギリス育ちのメーカーです。

こんな所でしょうか?

早速ですが比較してみましょう

 

SHARP

これが国内最強と言われています。
代表機種はAQUOS PHONEですね。
動作は軽快で、安定しています。
日本のスマートフォン市場が始まった当初から安定動作で高評価を受けていますし
ノウハウもあるので比較的安心して購入する事ができます。
さらにガラケー機能(キャリアメール・防水・ワンセグ・おサイフ・赤外線対応)も充実していますので
ガラケーから移行するなら敷居が低くなります。
また、Googleにも気に入られているようで、
Google以外からのAndroid4.0を搭載した端末を世界で最速に近い時期に発売もしたりします。

 

Sony Ericsson

若干玄人向け。
代表機種はXPERIAシリーズ。動作は軽快で、安定しています。
しかし、海外展開を優先しているため、販売開始直後はキャリアメールが使えなかったり、
おサイフ機能が搭載されていなかったりとガラケーから移行する人には若干不親切な作りになっています。

但し、海外販売前提であるため、機種自体のスペックや動作の安定性等は群を抜いています。
さらにデザインが秀逸なものも多いので、必要最低限の機能で十分という人はむしろ
コチラの方がいいかもしれません。
OSのカスタマイズが最低限度にとどめられている点も安定動作の要因の一つと言えるでしょう。

 

富士通東芝(IS04でやられて個人的な恨みがあるので意見は厳しくなります)

スペック番長のイメージが強いですね。
代表機種はARROWSとREGZA PHONE
発売前の機種スペック発表時は他の機種を押さえて群を抜いた性能が予想されますが、
発売後はソフトの仕様やバグの多さに泣かされます。
REGZA PHONEといい、ARROWS Zといい機種自体のスペックは悪くないのに
肝心のソフトウェアが弱いばかりに駄目な機種になってしまっています。
私は今後絶対にここの機種は買わないと決めました。

IS04に関しては2ちゃんねるのスレッドでストーリー仕立てでREGZA PHONEについて
まとめているものがあったのでご紹介しておきます。

「は、はじめましてっ!IS04ですっ!REGZAフォンと呼んでください!」
http://blog.livedoor.jp/news23vip/archives/3989645.html

読んでもらうと「またまたそんな大げさな」と思う方が大多数かと思われますが、
REGZA PHONEユーザーは全員「うんうん」とうなずきながら涙を流しています…。

富士通が単体で発売した端末は結構良い出来でしたが、東芝と合併したのちに本格的に出した
ARROWSからは何かと問題がでています。
東芝が脚を引っ張っているのは明確ですね…

 

NECカシオ

代表機種はMEDIASとGzOne
まずはGzOne
ここの携帯好きなんですが、デザインが暴走気味ですね。
GzOne自体はいいんですけどタガメみたいになっちゃって…。
後ソフト面での信頼性が薄いです。
GzOne(W62CA)でのもっさり動作に泣かされた経験があるからでしょうか…。
いろんな魅力的な機能を突っ込みすぎて、最終的にダメになっちゃうというイメージです。

続いてはMEDIAS。
抜きんでている部分がありません。
強いてあげるなら、薄さと防水性ですね。
機種の操作感も微妙、機能も微妙、微妙、微妙、微妙という微妙づくしの端末です
突出するモノも無いが、致命的な欠点もなく、ハズレは少ない端末には仕上がっています

 

京セラ

スマホ出してたのね…?
という位マイナー。京セラ自体のガラケーは比較的良かったと思うんですが、
他のメーカーを抑えて特記する部分が少なすぎます。
基本的に海外展開も視野に入れた端末をつくっていつ様子のため、
今後に期待です。

というわけで、国内メーカー比較でした。

海外メーカーについては、全体的に比較的安定動作が見込めます。
というより

下手な国内メーカーより断然良いです。

何故かと言えばノウハウがあるから。

まずAndroid自体が海外(世界共通)に合わせた仕様で作成されているため
カスタマイズがしやすいんでしょうね。あと技術者のレベルが違います。
日本は今まで独自規格で突っ走ってきたもんで、その間に世界共通の仕様に
置いていってしまわれた感があります。
※開発言語のベース自体が英語仕様というのも関係なくは無いでしょう。
仕様書(改造前のOSのマニュアルのようなもの)も英語のはずですし。

しかも、これまでの独自規格のもの(キャリアメールや赤外線やおサイフ携帯機能)を
無理矢理突っ込もうとした結果不具合出しまくり。
真っ当に使える機種なんて数えるくらいしかありません。

なので、最低限度の機能で良いのであれば、
HTCあたりが無難で安定動作が見込めるのではないかと思います。

とりあえず、国内メーカーのAndroidに関してはまだまだ発展途上。
ついでに新機種発表のサイクルも3カ月から半年と短いので、
開発現場も開発に手いっぱいで検証作業なんかに
手が回っていないんじゃないでしょうか?

とりあえず、SHARPとSony Ericssonが無難。
でも販売開始後2カ月程様子を見て、一般の人のレビューを見てから
購入を決めるのがいいでしょう。
※大手サイトでは広告費をもらってレビューをしているケースがあり、
意見がどうしても良い方向による可能性があります。

コメント

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