今回は、新型インサイトに試乗しに行ってきたので感想をまとめてみたいと思います。
車検を通したばかりで、購入予定もしばらくないと伝えた上で、それでも試乗させてくれたHONDAディーラーさん及び、担当者様にお礼申し上げます。
※「購入する経済力もない」とはプライドが邪魔して言えませんでした(笑)
ちなみに、正規BMWディーラーではゴミのように扱われる私(※BMW宇都宮店はこんな私にも神対応してくれましたので例外)ですが、国産のお店に足を運べばちゃんと人として扱ってもらえます(笑)
ふらりと予約もなく、足を運び、試乗も、ついでに車のウンチクまで付き合っていただいて本当に感謝しかないですね(笑)
そのお礼というわけではないですが、そんなHONDAのインサイトの試乗レビューをしたいと思います。
ちなみに私もHONDA車に乗っていたことがあるので、若干贔屓目になっているのはご容赦ください。
目次
外観の印象
それでは早速レビューです。
今回試乗させて頂いたインサイトは、赤ですが、大半のディーラーでは黒をチョイスするらしいので比較的珍しいかもしれません。
全幅が1820mmあるという事で、結構ゴツイ印象が強い新型インサイトですが、現物を見るとそこまで幅が広く感じられません。
特にお尻がシュっと引き締まっているので、数値に対する見た目の印象に良い意味で乖離があります。
内装の印象
内装については、私のE46が古いだけあって、どんな車に乗っても「凄くいい」になってしまうんですが、私個人としては「安っぽい」という印象は受けませんでした。
恐らく、比較的新しい車種に乗っている方々からすると色々なところにアラが見えるんだと思うんですが、私的には質感は良かった印象です。
特徴としては、シフトレバーが無い事でしょうか。
全てボタンで操作するようになるので「運転中にシフトレバーに手を置く」癖がある人は、何もない空間に手を置こうとして「スカー」っとなる可能性大です(笑)。
ちなみにシフトレバーが無い事に違和感というか、反感がある方もいると思いますが、まぁいずれ多くの車はそうなっていくでしょうね。
実際問題ほぼ電子制御のこの時代で、あえてレバーである必要はないですし。
それを言い出したら私なんかはプッシュスタートの時点で違和感がありますから(笑)
エンジンは鍵差し込んで、イグニッションへ回すときの程よい抵抗感と、エンジン始動時の振動とセットがないと違和感があります。
これにだって世代によっては違和感があるかもしれませんね。
エンジンってのは鍵を差し込んでONにしたら、「コッコッコ」と燃料ポンプが回る音を聞いて、それが止まったらアクセル2回煽ってからセルを回すんだ!
とか
いやまずチョークレバー引けよ
とか、キリがないですからね(笑)
きっとシフトレバーの有り無しなんて時代と共に慣れていくことでしょう。
試乗してみた感想
次に乗ってみた感じ。
皆さんこの辺を気にしてらっしゃるかと思いますが、私はプロドライバーではないので、ド素人の意見しか言えませんのでご了承ください(笑)。
視界について
運転時に感じた率直な印象は
「視界がいい」
でした。
E46等、同車種にお乗りの方だと共感いただけるかと思うんですが、視界が悪いんですよねE46。
鼻先がほとんど見えません。
私の身長がたりないだけかと思っていたんですが
「え?鼻先?見えないよ?感覚で運転してる(笑)」
という人に良く会うので、きっとそうなんでしょう。
それに対し、新型インサイトは視界良好。運転しやすい。
車体の大きさを感じさせない運転のしやすさ
次に、運転したときの車幅の感覚について。
私のE46が全幅1740mmなのに対し、新型インサイトは1820mm。
8cmの車幅増加の影響がどの程度か気になりましたが、全く気になりません。
昔々、全幅1,845mmのHONDA車に乗っていた時期がありましたが、その時は見た目にも、運転した感覚的にも「幅が広い」といった感じでしたが、新型インサイトは1820mmという車幅を感じることが無く運転ができます。
スムーズな加速とハンドリング
試乗用の一般道コースでの走行でしたし、運転した感じの違いなんて正直わかりません。
とりあえず、一言絞り出すなら、やはり
「運転しやすい」
といった言葉が妥当。
惜しむらくは時期的にスタッドレスタイヤだったこともあり、ふんわりとしたハンドリングでした。
夏タイヤならもっとキビキビした感覚になるのかな。
加速は休日の一般道だけあって、ほぼ試せませんでしたがストレスなく運転できそう。
路面からの返りはマイルド。
他車ではゴツゴツ拾いそうな場面もスッと吸収してくれている印象でした。
全体的にフラットな感じでクセがない印象でした。
まぁ私が運転したら大体の現行車種は「クセが無くて運転しやすい」って言いそうですけど(笑)
トランクがめちゃ広い
試乗して、現物を見て思ったのが「トランクの広さ」です。
セダンタイプは元々トランクが広い車種が多いかと思いますが、インサイトのトランクはめちゃ広い。
ステーションワゴンタイプの私の車より広いです(笑)
「荷物を積みたいから、セダンタイプはちょっと…」
という方はこの辺の心配はなくなりそうです。
新型インサイトの対抗車種は何になる?
さて、今回の新型インサイト、対抗車種は一体どこになるのでしょう?
形状としては、完全なるセダンタイプ。
対カムリとなると、車格的にアコードでしょうし、対アテンザも同様にアコード。
アクセラ相手となるとグレード的に新型インサイトが上。
というかアクセラの相手はシビックかな。
アクアやヴィッツの相手はフィットやフィットのハイブリットがいます。
となると、やはり相手はプリウスでしょうか。
今回の新型インサイトは「プリウスなどのグレードのハイブリットカーを検討しているユーザーへの別視点からのアプロ―チ」と取るべきなのでしょうか。
全く同じような形状のハイブリットカーを作っても正直トヨタには負けてしまうでしょうし…。
新型インサイトの試乗結果まとめ
という事で、新型インサイトを試乗してきた感想をまとめてみました。
このSUV全盛期にセダンタイプをあえて投入したホンダの真意まではわかりませんが、試みとしてはいいんじゃないでしょうか?
私は応援したいですね。セダンも好きですし。
運転した感想としては、程よくまとまっており、素直で運転しやすく、ゴツすぎずといった感じで、落ち着いた大人の男性向けの車かなぁという印象でした。
「レジェンドもインスパイアも、クラウンもカムリも、アテンザもイカつすぎ。かといって安っぽいハイブリットカーも嫌。」
って方にはピッタリですね。
個人的には、国産車では難しいかもしれませんが、FRだったらまた面白かったかも。もしくはSH-AWDみたいな4輪独立制御の4WDとか…。
そうしたら走行性能でもワクワクするようなセダンができていたかもしれません。
「結局何がいいんだかよくわからない」
という方は、是非一度お近くのHONDAディーラーに試乗しに行ってみてください(笑)
私の文章ではこの車の魅力の10%も伝えられていないと思います(ごめんなさい)。
実際に乗ってみれば、私の言いたかったことの大半は理解して頂けると思います。
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