Amazon購入で失敗しないために見るべきポイント

レビュー

皆さん、通販は利用していますか?

私は通販なしでは生きていけない生活になってきています。
私と同じような生活の方も沢山いるかと思いますが、

時折耳にするのが以下のような話。

「失敗した」

「商品が全然届かない」

「不良品だった」

「思っていたものと違った」

「買った後に安くなっていた」

といったような失敗談。

通販で失敗するとガッカリしますよね。商品が直接見れないだけに、届く前のドキドキと相まって、届いたとの失敗と後悔はより大きく感じる事でしょう。
という事で、今回は私が私なりに、アマゾン購入を失敗しないために、いつも確認しているポイントについてまとめてみたいと思います。

カスタマーレビュー数と評価

気になる商品を見つけた時、まず確認するのはカスタマーレビュー数と評価です。

こちらの商品を例に見てみましょう。


SoundPEATS(サウンドピーツ) Q12 Bluetooth ワイヤレス イヤホン マイク付き ブラック

この商品、コメント数が2500件オーバーです。

これは極端な例ですが、まずはここから

「たくさんの人に購入されている可能性がある」

という判断ができます。


次に、これを購入者のレビューのみで絞り込んで確認します。

それでもこちらの商品、2,190件のレビューがついていました。

という事は

「たくさんの人に購入されている商品」

という判断ができます。

これにより、この商品のコメントの信憑性が増してきます。

但し、これだけで飛びつかないように。沢山の人に買われているからと言って、全員が満足しているとは限りません。

まずは悪い評価から見る

レビューを確認したら、いつも私が真っ先に見るのはカスタマーレビューの悪い方の評価。

これは

「どのような不具合が存在する可能性があるのか」

を判断するために役立ちます。

ここで気を付けなければいけないのは、

マイナス評価が絶対ではないという事。

なぜならば、レビュー内容というのは基本的に極端な例と考えられるからです。

私のように「買ってはレビューをして、ブログ投稿」というジャンルの人間や、レビューした内容について「役に立った」の評価をもらえるのがうれしくて投稿している人を除けば、基本的にレビューを書くのは「すごく喜んだ人」か「酷く嫌な思いをした人」が大半です。

「わざわざ製品のレビューをする」という労力を惜しまずに書き込むだけの動機がある人でなければレビューは書き込みません。

そういった意味で、レビュー内容というのは特例であると思っておいた方がいいわけです。

なので、悪い評価を見たとしても、判断するのはあくまで「どのような不具合が存在する可能性があるのか」まで。それと「その不具合が起こったとして、許容できるのかどうか」までの判断です。

評価内容の偏りを見る

次に見るのはレビュー内容の偏りです。

先述の悪い評価で言えば

「マイナス評価の中に書いてあった不具合は、よくある事なのか、たまたまその人だけなのか」

の判断ができるようになります。

先程の「SoundPEATS Q12 」で言えば、よく見かけるのが

「電源ON/OFFやバッテリー残量を知らせるアナウンス音がうるさい」

という報告。

表現方法は人それぞれですが、何人もが「うるさい」と言っています。

これは不具合というより仕様の問題ですが、ここからイヤホン自体の特性が見て取れます。そしてこれを許容できない人がたくさんいるという事もわかりました。

これで、「このイヤホンは、ほぼ間違いなく大音量でアナウンスが流れる」という事がわかりました。
あとは自分の用途等に併せて「これを許容できるのかどうか」判断していく形になります。

販売元がAmazonか

次に見るのが「販売元がアマゾンかどうか」です。

これは、商品がちゃんと届くのか、どれくらいで届くのか、返品などには対応してもらえるのか、などを判断する目安になります。

販売元がアマゾンであれば、商品はアマゾンの倉庫から発送されますし、在庫があればアマゾンプライムにも対応しており、商品が早く届くことが期待できます。

次に、販売元がアマゾンではない場合ですが、「アマゾンで売ってるのにアマゾンが販売元じゃないの?」という疑問をお持ちの方もいると思います。

ここで出てくるのが「マーケットプレイス」と「フルフィルメント」です。

アマゾンには「マーケットプレイス」、さらにそのマーケットプレイスに対して「フルフィルメント」というサービスがあります。

マーケットプレイスとは

「Amazon.co.jpのサイト上で自分の会社の製品を売るためのサービス」

になります。

Amazonでは、基本的にはアマゾンが仕入れて、アマゾンが販売していますが、アマゾンでは取り扱ってくれないような自社製品などは、自らがマーケットプレイスに登録して、出品する事で、アマゾン内で自社製品を販売できるようになります。

このサービスの主なメリットは、Amazonという沢山のユーザーが買い物するサイトに露出できる事、自分の会社のショッピングサイトを作らなくてよいことにあります。

自社ショッピングサイトは魅力的ですが、作るための費用や、そこに対する集客まで、全て自力で行わなくてはなりませんが、マーケットプレイスを用いれば、サイト制作も集客も不要になります。

フルフィルメントとは

次に、フルフィルメント。

これは

「注文が入ったら自分で発送するか、Amazonに商品を予め預けておき、アマゾンから発送してもらうか」

の違いです。

先程の「SoundPEATS Q12 」ですと

このように発送はアマゾンとなっていますので、商品自体はアマゾンの倉庫にあることになります。

フルフィルメントのメリット

フルフィルメントは基本的に、販売元に手数料がかかります。さらにアマゾンの倉庫での保管料が毎月発生します。また、発送料金も後ほど徴収されるので、販売価格は送料込みの価格にせねばならず、少し高くなってしまう事もあります。

一見、フルフィルメントを利用しない方が、販売元にとって良いような気もしますが、フルフィルメントを利用する事で「入金の確認」や「発送業務」というものを省略できます。

また、購入者のメリットとして、アマゾンから発送されるという安心感、発送の速さ、決済方法の幅広さといったメリットから発送元がAmazonであるかどうかをチェックしてから買う人も多くいます。

また、商品を購入する際にも「関東への送料○○円」と、別途送料の表記が出るため、全体的な金額が大差なくとも、別送料を取られることを嫌がる人からは避けられる可能性もあります。

様々な手間を「手数料」という形ですべてアマゾンにお任せするのが「フルフィルメント」というサービスです。

販売元がアマゾンではなくても、発送がアマゾンであれば、商品が早く届くことが期待できます。

勿論、マーケットプレイス出品商品でも、販売元が迅速に対応してくれれば、商品が早く届きます。
決してマーケットプレイス出品が悪いというわけではなく、期待値の問題です。

発送元が日本か

これが結構見落としがち。

マーケットプレイス出品商品で、評価も高く、大丈夫かなと思って買ってみたら、発送が中国からだったという事もあります。

こちらの商品

スクリーンプロテクター, Fotga専門的なカメラLCD光学ガラススクリーンプロテクター Sony NEX-3 NEX-5カメラのため

もう商品名が若干危うい感じですが、出品者情報を見ると、住所が中国になっています。
「通常2~3日以内に発送します。」と書いてあっても、発送されるのが2~3日であって、到着が2~3日ではない事を理解しておく必要があります。

ちなみにこの商品

「出品者のコメント: 中国から発送する10-20日をかかる」

と、ちゃんと書いてあります。

購入した所、ちゃんと届きましたので、決して悪い販売元では無い様です。販売元の評価も比較的高めです。

あくまで「遅く届く可能性が高い」というだけで、粗悪品が来るとか、商品が届かないという事が必ず起こるわけではないという事を頭に入れておきましょう。

絶賛レビューだけの商品は要注意

私が結構警戒するのがこれですね。

絶賛レビューしかない商品。もう内輪だけで書き込んでるじゃないかと疑ってしまいます。

普通はどんな商品も、良い所、悪い所があるもんですが、レビュー数はそれなりなのに、悪いことを書いている人がいないというのは逆に違和感があります。

販売開始直後に高評価レビュー

これももう怪しさ満載ですね。

アマゾンでは各商品に、登録情報として

「Amazon.co.jp での取り扱い開始日」

という項目があります。

これと、実際のレビュー日が近いのはまぁあり得ます。販売前に大々的に宣伝している商品などはレビューがつく可能性は有るでしょう。

これが、あまり知られていないような製品に対して、販売開始直後に、しかも立て続けに高評価レビューがついていたら、もう中の人のレビューじゃないかなぁと思えてしまいます。

初物には注意

まぁ初物ゆえの故障率云々とか、そういった話もアリがちですが、個人的には「値段が高いから」という点で初物は避けるようにしています。

例えばコレ

ONKYO フルワイヤレスイヤホン 密閉型/Bluetooth 4.1対応 ブラック W800BTB

私、販売開始前からすごく気になっていました。

販売開始直後、ほぼ定価に近い3万円台だったんですね。ところが今や17,000円台。これ以上落ちるかどうかは不明ですが1万円以上値下がりしています。

「新しいものは、何としても発売直後に欲しい」という人でなければ、一旦時間を置くのも十分アリでしょう。

あとは許容できるかどうか

ということで私なりの、購入時のチェックポイントを列挙してみました。

あとは

・商品がレビューにあるような不具合を起こす『かもしれない』
・商品が届くまで時間がかかる『かもしれない』
・商品がこの後安くなる『かもしれない』
・商品が不良品『かもしれない』
・商品が届かない『かもしれない』

等々、様々な可能性をつぶしつつ、残ったものを許容できるかどうかを判断して購入すれば、何かあってもダメージは少なく済むでしょう。

「めんどくさいな」と思った方は多いと思います。

私もメンドクサイです

商品を見つけた後、カートに商品を入れて、そして最後に購入するまで数日かかったりします。

「どうせ買うんだから早く買っちゃえよ」

と言われることもしばしば。でも失敗したくないので、あれこれ見たり調べたりしちゃいますよね。

以上、私なりのアマゾン購入時のチェックポイントのまとめでした。
本日上げた内容の一つでもお役に立てていただければと思います。

コメント

  1. MS より:

    私も基本的に同じような感じで買っていますね。
    気になるけど知らない物を買う時なんかは最たるものです。
    レビューについてもまず悪い評価を見て「何が悪いのか」を確認します。
    逆に満点レビューはほぼアテにしませんが、参考程度には見ます。
    それらを踏まえた上で自身がどうするか。となって。まぁOKだなと思ったら買います。

    しかしアマも値段の上下が酷いですし、他の通販(ヤフショや楽天)もシッカリ確認しとかないとダメですね。
    消耗品であればまぁ使ってしまう物なので何とかなりますが、ご説明にあるような機械、機器系の物はハズレ引くとダメージも尾を引きますので厳密に、慎重にならないといかんと思います。

    たまにあるんですが「アマゾンが発送します」と書かれていても精算時に代引きを選べないなんて事も。
    これがご説明にあるような事なんでしょうね。

    • 鑑人 より:

      MS さん

      コメントありがとうございます!

      そうですよね。
      複数ショップを見て回るのはよくやりますね。
      コーティング剤で言えばホームセンターのセール品も侮れない…。

      機械系は結構慎重になりますよね。
      純正互換品とかそういった商品も当たりハズレのブレ幅がすごいのですごくレビューを見たりします(笑)

  2. モンジャー より:

    商品を見つけたときにレビューが全く無いのと1件でも有るのとでは全然安心感は違いますね。ただそのレビューが★1つだったりして「何か致命的な欠陥でもあるのかな?」と読んでみると「発送が遅かった」とか「近所のホームセンターの方が安かった」など商品内容に全く関係無いのもあったりするとガッカリします(笑)
    あとレビュー1件しかなくて★5評価、内容が「とても良かったです」だけだったりすると逆に怖くて買えませんね(笑)

    私もたまにレビュー投稿しますがなるべく客観的な評価をするようにしてますが、役に立ったボタンを押して貰えると嬉しくなりますよ

    • 鑑人 より:

      モンジャー さん

      コメントありがとうございます。

      そうですね。レビューの中には「いや、アンタの確認不足じゃんそれ」みたいなことに対して低評価つけてる人もいますよね(笑)

      評価をもらえると嬉しいですよね!
      私も過去にレビュー投稿をしたことがありますが、役に立ったと言ってもらえると嬉しい気分になります。

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