最近はコーティング剤ばかりではなく、多岐にわたって色々な商品を試していますが、今回試すのはこちら。
SONAX カラーワックス ブラックです。黒系の車にしか使えないという顔料入りの小傷隠しのワックスとなります。
私、この商品の事は知らなくて、ソナックスのサイトを見て発見しました。
でも調べても調べても、実際に使っている人のレビューは出てこない。
そりゃそうだ。硬化系だ簡易系だとかそんなコーティング剤が流行りの今
傷が気になるならぬっちゃえばいいじゃない
的なカーワックスに対する需要がどれほどあるのか(笑)
まぁ誰も買わないだろうって事でスルーをしようかと…
…うーん
誰も買ってない。誰も使ってない。
…え?
俺!?
いやいやいやいや…
そりゃ、小傷は気になるし、車はブラックだし、ソナックス製品は好きだけど!!!
・・・だけど!!
うーん、俺がやるしかないか。
あえて人柱になってみることにしました。
というわけで、購入したのがコレ。
今回はAmazonかヤフーショッピングのイエローハットでしか見つからなかったのでAmazonで買いました。
SONAX(ソナックス) カーワックス カラーWAX ブラック 298200
っていうか楽天で売ってるところないのね(笑)それくらい需要ないんだろうなぁ。
ボトルの下部には傷誤魔化し用のクレヨンみたいなのもついてきます。
ラベルの表には日本語のシールが貼ってありますが、それをはがすとドイツ語の表記となります。
ちなみにこのシール、完全にはがしてしまうとストッパーとなる突起部分がユルユルでクレヨンごとどこかに行ってしまいそうなので、完全にはがさないようにした方がよさそうです。
こいつがクレヨン(みたいなの)
それではこれを施工してみたいと思います。
施工してみる
まずは、付属のクレヨンみたいなやつがどの程度なのかを試します。
丁度いい感じにゴッツイ傷が入っている場所があるので試してみます。
あー、うん。
あんまかわらねぇや
小さな傷ならともかく、これくらい深くなってしまうとダメなようです。
素直にタッチペンを使った方がよさそうですね。
次にワックスの方。
顔料入りのワックスという事で、スポンジを捨てる覚悟が必要です。ですので、ダイソーで以前購入したスポンジを使います。
ワックスを出してみると…
うわぁ…
これはこれは・・・。黒いなぁ。これを塗ったくるのか…。
こいつをボディーに塗ったくって、少しだけ乾かしてふき取ります。
ルーフにやるとフロントガラスにタレてきそうな感じがするのと、とりあえずお試しってことでフロント側のみ施工してみます。
荒拭きに使用したクロスがこんな感じになりました。
黒いなぁ。
しかも
ふき取りおもてぇ…
久しぶりですね。この重さは。古き良き、乾燥させてふき取るタイプのワックスのアレです。
ボトルの注意書きにもありましたが、乾燥させすぎるとふき取りが重くなるそうです。その場合は重ね塗りしてふき取れとの事。
それでは結果はいかほどに…
まぁそれなりに仕事はしてくれるようです。でも、そりゃワックスですからね。光沢はでるよね。最初は。
あとは撥水性能とか、継続して使用した場合の効果とかいろいろあるとおもうんですが、これを継続して使うかって言うと
正直微妙(笑)
だって、顔料入りだから窓近辺は怖いし、ヘッドライト周りもそうでしょう?乾燥させすぎたらふき取りめっちゃ重いし、正直傷がしっかり隠れたかと言われると微妙なところ。CCワックスプラスや、シュアラスターのブラックレーベルを使ったときの方は余程ツヤツヤ光って傷が目立たなくなったような気がします。というわけで現時点ではすごく微妙な立ち位置です。
というわけで、ひとまず施工実験はこれにて完了。今回のやたら重たいふき取りは乾燥のさせ過ぎが原因という点には後ほど気づいたので、あともう一回だけ施工してみようと思います。あとはパネル実験でその他のワックスとの比較かなぁ。
また施工したり、比較実験を行ったら追記しますので、皆さままたしばらくお待ち下さい。
[16-01-05 追記]
パネル実験をしてみたので追記します。
シュアラスターブラックレーベル スーパーエクスクルーシブフォーミュラと比較してみた
実際に車に施工した場合の比較をしたいところですが、めんどくさい(!?)ので、パネルで比較をしてみたいと思います。
パネル右側にSONAX カラーワックス、左側にシュアラスターブラックレーベル スーパーエクスクルーシブフォーミュラ(長いんでシュアラスターSEFに短縮します)を施工してみます。
パネルに直接カラーワックスをのせてみましたが、やはり黒いですね。
さて、両方施工してみました。シュアラスターSEFと比べても遜色ない仕上がりです。
というより
シュアラスターSEFよりも傷が目立たなくなっています。
ここは価格が高いシュアラスターに軍配が上がってほしかったんですが、思ったような結果になりませんでした。
傷はかなり目立たなくなっています。
次に撥水テスト。
スポイトでパネル上に水滴を落としてみます。
こちらはシュアラスターSEFに軍配があがりました。シュアラスターSEF側のほうが水滴がコロコロとした感じになっています。
そして最後に水垢ストロングバブルをかけてみることにしました。
まぁ、ここにはあまり期待していません。水垢ストロングバブルすら寄せ付けないワックスなんて見たことないんで…
ずあぁぁ!っとふき取ってみます。どちらもきれいさっぱりなくなりました。
が
うーん、シュアラスターSEFの方は傷が目立ちすぎるような気もするなぁ。
パネル上部の光が映り込んでいるところの傷の具合を見ていただくとわかると思うんですが、結構傷目立ちますよねシュアラスターSEF。
…まぁシュアラスターの話は置いておいて、ひとまずソナックスのカラーワックスのお話しですが、傷の隠蔽効果はそれなりにあるようですね。
初回の施工から2回ほど試してみましたが、乾きすぎるとふき取りがすこぶる重たくなるので、時々しか使えないかなぁ。
まぁ細かい傷が気になって気になって仕方ないけど削るのは嫌という方は、一度試してみてもいいかもしれません。
コメント
いつも参考にさせていただいています
この製品はスポンジに付けて塗り伸ばし,乾いてから拭き取るのではなく,ウェスに豆粒大を付けて,30㎝四方の範囲で薄く塗り伸ばして,見えなくなる頃合いでウェスの綺麗な面で仕上げ拭きすると施工が楽でした
同社のメタリックハイグロスやカーポリッシュもスポンジを使用するように書かれていませんが,スポンジで塗り広げると拭き取りに苦労して,下手すればムラができて取るのが難儀します
BMW乗り さん
コメントありがとうございます!
なるほど…。乾ききる前に拭き取ってしまうのがコツなのですね。
説明書通りに施工すると厄介なことになるってのは難儀な製品達ですね…。
懐かしい!20年くらい前に同じ様に顔料で埋めてキズを隠すタートルを使ってました。トウジ流行ってました!拭き取りは重かったけど、今みたいなコーティング剤はなかった時代、他と同じような物でした。シュアラスターなど比較にならないくらいキズが隠れて、オーリを重ね塗りすると、ギラギラテカテカになったのを思い出しました!本当に懐かしい。当時はどこのホームセンターでもクルマ用のポリッシャーが2000円くらいで手に入った良い時代でしたね。