Nexusシリーズはリファレンス機であり開発機なのでカスタムROMやカスタムカーネルの開発が盛んです。
Nexus5Xは発売して日が浅いためROMやカーネルはまだ少ないのですが、そんな中「ElementalX Kernel」というのがリリースされました。まだアルファ版なのでテストの初期段階だと思いますが、ここは突っ込んでみないとおもしろくもありません。
以下のフォーラムからカーネルのダウンロードが可能です。
ElementalX Kernel導入方法
root取得が完了しているものとして話を進めます。
まだの人は「Nexus5Xでrootを取得してみた」を参考に(自己責任で)root化をしてください。
1.zipファイルをダウンロード
https://www.androidfilehost.com/?fid=23991606952602503
2.TWRPより焼く
以上です。
簡単です。
とても簡単です。
カスタムカーネルで何ができるかというと今のところは以下のようなことが行われているようです。
・various tweaks and optimizations
・overclocking
・elementalx governor
・BFQ, FIOPS and SIO i/o schedulers
・exFAT support
・NTFS support
・TCP congestion avoidance algorithms
・KCAL advanced color control (@savoca)
この中で気になるのは「KCAL advanced color control」でしょうか。
Nexus5Xは個体差でディスプレイが妙に黄色い、通称「尿液晶」な個体があるようです。
それをディスプレイの色合いを調整して白に近づけることが可能です。
Xperiaにあるホワイトバランス機能ですね。
半日ほど使用してみて感じたのは
通常との違いがあまりわからない
ということです。
電池持ちは通常よりもいいように思いますが、使い出すとモリモリ減っていきます。それはもう通常カーネルよりも減りが激しいように感じるほど。
背面もほんのり暖かいような気がするので、CPUが頑張っているのでしょうか。
ElementalX Kernel事態はNexus5などでは省エネらしいですが、Nexus5Xのはまだアルファ版だから仕方ないのでしょう。
通常カーネルよりもできることが多くなるのもカスタムカーネルの魅力ですので、これについては今後の発展に期待しましょう。
とりあえず、現在のバージョンを導入する必要性は今のところは感じません。
このようにいじって遊べるのがNexusの最大の魅力ですね。
あ、毎度おなじみではありますが、rootもカスタムカーネルも自己責任でやってくださいね。
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