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今回は「硬化系コーティング剤は本当に硬化するのか」について、実際にツヤエキを使って確認してみたいと思います。
目次
はじめに
少し遡りますが、年末の大掃除を行っていた所、アクアドロップのビンが出てきました。
実験用にほんの少しだけ残っていたはずなのですが、既に揮発して中身はなくなっていました。
で、その瓶の口の部分なんですが
ガビガビになってる。
内蓋を外してみます。
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ポロポロとガラスの結晶のようなものが落ちました。
これが硬化してボディーにのっているのであれば素晴らしい。
で、ふと同じように手元にあったツヤエキの残り。
開封後まもなく1年を経過しようとしているこのツヤエキが、特に硬化もせず、瓶のフチがガチガチになることもなくきれいな状態で残っているので、少しばかり疑問に思ったので、本当に硬化するのか試してみることにしました。
ツヤエキを硬化させてみる
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いつものパネルにツヤエキをかけてみます。
左半分は単純にツヤエキを垂らして放置。右半分はしっかり塗り伸ばしてみました。
24時間経過
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静かに放置していたはずなんですが、何かの拍子にタレてしまったようです。
右半分は触っても変化なし。もう既に乾いたようです。
左半分ですが、下の方のタレたところは若干ベタベタとしており、完全に乾いてはいませんでした。
白い部分もまだ若干ですが乾ききっていないようです。
さらに24時間経過
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ようやくタレた部分もカチカチした感じになりました。
どうやら本当に硬化するようです。
では、耐久性はどうでしょう。施工直後ですと水垢ストロングバブルできれいさっぱり落ちてしまうのは確認済みなのですが、ここまで来たらどうなんでしょう。
4日後
硬化が確認できてから4日後。つまり最初にツヤエキをかけてから6日後となります。
とりあえず手元にある水垢落とし系のアイテムでこの硬化したツヤエキが落ちるのか試してみました。
水垢落としで落ちるのか試してみる
本当によく落ちる水アカシャンプー
先日購入した「本当によく落ちる水アカシャンプー」を使ってみます。
※使用レビューはコチラから。
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綿棒でとって直接塗り込んでみます。
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すこし放置してから洗い流すと…。
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ビクともしねぇ…
水アカ ストロングバブル
今度は個人的に絶大な信頼を置く、水アカストロングバブルです。
これで落ちなかったものはほぼ無いんですが…
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原液をかけて放置。※車に使う時はすぐふき取らないとダメだそうです。
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硬化の程は・・・
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ビクともしねぇ…
以前、「硬化系コーティングの施工ムラの落とし方」という記事を書きましたが、これは施工したから日が浅かったからか、施工自体が薄めで施工したから上手くいったのか、とりあえず完全にカチカチになるとびくともしないようです。この記事の方も訂正しておかないといけませんね…。
ピカール
最終手段。
削る!
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以前購入したピーカールで試してみます。
※車の塗装にピカールはだめですよ!
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落ちた!
綿棒にピカールをとり、ゴシゴシゴシゴシとやること1分弱。
ティッシュでふき取ってみると、硬化したツヤエキが消えました。
…って当たり前か。金属磨き用の研磨剤だもんな…。
まとめ
というわけで、若干懐疑的だった硬化系のツヤエキですが、ちゃんと硬化することがわかりました。
それと同時に、施工時に失敗したり、ムラがある状態で放置してしまうと硬化して、取り返しのつかない大変なことになるのもわかりましたので、施工時は慎重にムラができないようにやらないといけませんね。
これから硬化系のコーティング剤を試すという方は、是非明るい時間帯で、たっぷりの施工時間が取れるタイミングを見計らって、塗装面をよく見ながら施工してもらうのがよさそうですね。
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