マウスコンピューターにて小型のPCの「Mouse Pro M」シリーズというものが
販売されています。
モデルとしては大きく分けて4種類ありますが
CPUが「Celeron」か「Corei3」かで2種類に分かれています。
では、どのモデルなら使い物になるのか、検証してみようと思います。
さらにそれぞれの中で
Celeronモデル
MousePro M375E
これが一番ベーシックなモデルになるようです。
現段階では全て入荷待ち状態。
モデルは
MousePro-M375E(標準モデル)
MousePro-M375E-1018(キャンペーンモデル)
MousePro-M375ES-1018(SSD搭載 キャンペーンモデル)
MousePro-M375E-P22L-1018(ディスプレイ付 VESAマウントモデル)
この4種類。
全てに共通する項目は下記の通り
OS :Windows 7 Professional 64ビット
CPU:インテル CeleronR プロセッサー 1037U ( 2コア / 1.80GHz )
メモリ:4GB ( PC3-12800 DDR3 )
グラフィックス:インテルR HD グラフィックス
光学ドライブ:オプション ※外付けが必要
無線LAN:IEEE802.11b/g/n
モデルによって違う部分は
MousePro-M375E(標準モデル)
SSD / ハードディスク:320GB ( SerialATA II 5400rpm )
価格:48,930 円 (税込)
MousePro-M375E-1018(キャンペーンモデル)
SSD / ハードディスク:320GB ( SerialATA II 5400rpm )
価格:48,930 円 (税込)
MousePro-M375ES-1018(SSD搭載 キャンペーンモデル)
SSD / ハードディスク:128GB SSD ( ADATA SP900 )
価格:48,930 円 (税込)
MousePro-M375E-P22L-1018(ディスプレイ付 VESAマウントモデル)
SSD / ハードディスク:320GB ( SerialATA II 5400rpm )
ディスプレイ:フルHD対応21.5型ワイド液晶ディスプレイ ( 1920×1080 / LEDバックライト )iiyama E2278HD-GB2
価格:54,600 円 (税込)
というわけで、SSDモデルだけ記憶装置がSSDになります。その他はHDD。
そしてディスプレイ付モデルはディスプレイが標準装備。
VESAマウントというものに対応しています。
VESAマウントとは
このようにディスプレイ背面に、PC本体を設置して省スペース化ができる機能。
全体的に省スペース設計なので無茶ができないつくりになっています。
また拡張もできない点と光学ドライブは外付けになる点に注意が必要です。
CPUとメモリについてですが、こちらは
「ネットとメールをするだけなら十分」
というレベル。
ブラウザで複数のタブを開いてそれぞれの画面でそれなりに重いページを
開いていると少々厳しくなってくるかもしれません。
また、3Dグラフィックを使うようなオンラインゲームはほぼできないと思ってOKです。
オンラインゲームをしたいならこのくらいのスペックのPCがほしいところです。
また、省スペースとなり発電量、発熱量、騒音を抑えるためかもしれませんが
SSDモデル以外はHDDが5400rpmと回転速度が普通のHDDと比べて
低速なものとなっています。HDDが足を引っ張ることもあるでしょう。
MousePro-M385E
こちらは「MousePro M375E」のモデルのOSがWindows8.1搭載になったモデル。
その他の部分はほぼ変わりません。
これにも複数モデルありますが、上記の「MousePro M375E」とOS以外スペックはほぼ同じです。
モデルにより違う点は下記の通り
MousePro-M385E(標準モデル)
SSD / ハードディスク:320GB ( SerialATA II 5400rpm )
価格:48,930 円 (税込)
MousePro-M385E-1018(キャンペーンモデル)
SSD / ハードディスク:320GB ( SerialATA II 5400rpm )
価格:44,940 円 (税込)
MousePro-M385ES-1018(SSD搭載 キャンペーンモデル)
SSD / ハードディスク:128GB SSD ( ADATA SP900 )
価格:48,930 円 (税込)
MousePro-M385E-P22L-1018(ディスプレイ付 VESAマウントモデル)
SSD / ハードディスク:320GB ( SerialATA II 5400rpm )
ディスプレイ:フルHD対応21.5型ワイド液晶ディスプレイ ( 1920×1080 / LEDバックライト )iiyama E2278HD-GB2
価格:54,600 円 (税込)
値段も変わりませんね。違うのは本当にOSだけの模様。
Corei3モデル
こちらはCPUがCorei3になったモデルです。Corei3はCeleronよりも
高性能なCPUだと思ってください。
モデルは下記の4種類。
大きな変更点は
インテル Celeron プロセッサー 1037U ( 2コア / 1.80GHz )
↓
インテル Core i3-3227U プロセッサー ( 2コア / 1.90GHz / HT対応 )
といったようにCPUが高性能になっています。
このCPUであれば通常使用には何ら問題はなさそうです。
MousePro-M375B(標準モデル)
MousePro-M375B-1401(キャンペーンモデル)
MousePro-M375BS-1018(SSD搭載 キャンペーンモデル)
MousePro-M375B-P22L-1018(ディスプレイ付 VESAマウントモデル)
OS :Windows 7 Professional 64ビット
CPU:インテル Core i3-3227U プロセッサー ( 2コア / 1.90GHz / HT対応 )
メモリ:4GB ( PC3-12800 DDR3 )
グラフィックス:インテル HD グラフィックス
光学ドライブ:オプション ※外付けが必要
無線LAN:IEEE802.11b/g/n
はやり基本的な構成はCPU以外は一緒のようです。
モデルにより違う点は下記の通り
MousePro-M385E(標準モデル)
SSD / ハードディスク:320GB ( SerialATA II 5400rpm )
価格:64,890 円 (税込)
MousePro-M385E-1018(キャンペーンモデル)
SSD / ハードディスク:320GB ( SerialATA II 5400rpm )
価格:59,850 円 (税込)
MousePro-M385ES-1018(SSD搭載 キャンペーンモデル)
SSD / ハードディスク:128GB SSD ( ADATA SP900 )
価格:64,890 円 (税込)
MousePro-M385E-P22L-1018(ディスプレイ付 VESAマウントモデル)
SSD / ハードディスク:320GB ( SerialATA II 5400rpm )
ディスプレイ:フルHD対応21.5型ワイド液晶ディスプレイ ( 1920×1080 / LEDバックライト )iiyama E2278HD-GB2
価格:69,9300 円 (税込)
これもHDDが足を引っ張りそうではありますが、その点はCPUがカバーしてくれるかもしれませんね、
最後はCorei3のOSがWindows8.1のモデルです。
こちらはもう「MousePro-M385E」のWindows8版です。
MousePro-M385B(標準モデル)
MousePro-M385B-1401(キャンペーンモデル)
MousePro-M385BS-1018(SSD搭載 キャンペーンモデル)
MousePro-M385B-P22L-1018(ディスプレイ付 VESAマウントモデル)
価格もスペックも変更なしですので説明は割愛。
といったところで一通りまとめてみましたが
うーん…
スペック最優先の私としては、何もかもイマイチな気がします。
あえて買うならCorei3のSSDモデルのMousePro-M375BS-1018でしょうか。
これなら、SSDなのでI/Oの速度で足を引っ張られることもありませんし、
CPUも十分実用域のものです。しかもこのレベルのものなら
ほぼヘビーユーザーが買う事はないはずなので、
保存領域の少なさにも目をつぶれます。
ただ、私なら普通のデスクトップを買います。
このPCの特徴をまとめますと
・小さい。とにかく小さい。
・おそらく動作音もすごく小さい。
・保存領域も小さい
・モニターは自分で選べる
・価格は普通のデスクトップに比べて安いわけではない
・ノートパソコンより高い場合もある
・拡張性はゼロ
・オンラインゲームとかはほぼできない
・じゃぁノートでいいんじゃない?→うんそう思う。
というわけでして、まぁ省スペースという1点のみに特化したようなそんなマシンです。
この辺を購入するのであれば、同じ価格帯ですと
このあたりのモデル。モデル名「LM-iH300B」あたりが妥当なんじゃないかと。
ノートPCなら
この辺の「LB-B510E」とかが妥当な気がします。
省スペースで低電力。モニターは自分で選択可能で騒音が少ない
パソコンらしくないパソコンがほしい!
という方はご検討ください。
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