フィッシュオイル（魚油）とコッドリバーオイル（肝油）は違うらしい

EPA&DHAとか、フィッシュオイルとか、最近色々調べたりしているうちにふと思った事があります。

「そういえば、肝油って魚の肝の脂の事じゃなかった？…って事はつまり、フィッシュオイルって事？」

という疑問です。

今回は、この肝油と、フィッシュオイルについて調べてみることにしました。

幼い日の肝油の記憶
魚油と肝油の違い
肝油とカワイの肝油
肝油でできた肝油
まとめ

幼い日の肝油の記憶

肝油と言いますと、遡る事数十年、まだ私が幼稚園児の頃、肝油が食べたくて、せっせと幼稚園に通っていた記憶が蘇りました。

「アレ、おいしかったなぁ…」と。

1日1粒とかしかもらえなくて、先生におねだりすると、特別に2粒もらえたりとか、そんなことがあったような。

幼稚園でもらえる肝油は、希望すれば購入することもできて、肝油を購入するお家の子は羨望の眼差しでした。

我が家と言えば

「そんなものはいらない。幼稚園で毎日もらえるでしょ？」

でした。

と、古い記憶を漁っていると、とある苦い記憶も一緒に蘇ってまいりました。

当時、マセガキだった私には「彼女」というか、相思相愛の女の子がおりまして、毎日その子に「誰が好き？」と聞いて「○○くん（私）♪」と耳打ちで答えてもらう…という恥ずかしい行為が日課になっていたのですが…

===============幼き日の記憶はじまり===================

～ある日１～

私「○○ちゃんは、誰が好き？」(ﾋｿﾋｿ）
彼女「○○君(私)♪」(ﾋｿﾋｿ）
私「(ﾆﾔﾆﾔ)」

～ある日２～

私「○○ちゃんは、誰が好き？」(ﾋｿﾋｿ）
彼女「○○君(私)♪」(ﾋｿﾋｿ）
私「(ﾆﾔﾆﾔ)」

～ある日３～

私「○○ちゃんは、誰が好き？」(ﾋｿﾋｿ）
彼女「とおる君♪♪♪♪」(ﾋｿﾋｿ）
私「！！！！！！？？？？？」

『とおる』って‥‥アイツかぁぁぁぁぁ！！(怒)

================幼き日の記憶おわり====================

その後トオル君は、本人の知らないところで、いわれのない恨みをかっていたわけですが…。元気かなぁトオル君。

なんかすごいこと思い出したなぁ。

と、ここまでが余談。

話を戻します。

魚油と肝油の違い

さて、そもそもの疑問である

「肝油(cod liver oil)とフィッシュオイル」についてですが、結論から言いますと「違う」という事になるようです。

肝油
肝油（かんゆ）は、タラやサメ、エイの肝臓に含まれる液体、およびそれから抽出した脂肪分。サメやエイなどの軟骨魚類は浮き袋を持たないため、海水より比重の軽い油を肝臓に蓄え、浮力を得ている。
肝油|wikipedia

魚油
魚油（ぎょゆ、fish oil）とは、魚から採取される脂肪油で、しばしば海産動物油と同義語を意味する。通常はイワシ、サンマなど大量に捕獲される魚類を原料とする。
魚油|wikipedia

という事で別物のようです。

ただ、肝油がフィッシュオイルじゃないからダメという事ではなく、肝油自体は「主な成分にビタミンA、ビタミンD、スクアレン（スクワレン）、アルキルグリセロール類」が含まれており、体には良いようです。

肝油とカワイの肝油

肝油と言いますと、このパッケージを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか？

【指定第2類医薬品】カワイ肝油ドロップS　300錠

カワイの肝油ですね。

私の記憶の中ではもっとシンプルだった気もしますが。

で、こちらのカワイの肝油なのですが、実は肝油ですが肝油は入っていません。

現在では、河合製薬のドロップ以外にも深海鮫の肝油カプセルなど、多くの会社から多様な製品が供給されている。なお、現在の河合製薬の肝油ドロップは、魚の油からではなく日本薬局方に添って作られたビタミン類を混ぜ合わせたビタミン剤である。河合製薬の製品にはカルシウム主体の物や、ビタミンC主体の物もある。
肝油|wikipedia

製品特徴
カワイ肝油ドロップSは肝油の主成分として知られるビタミンADが配合されております。水なしでかんで服用できるバナナ風味のゼリー状ドロップ剤ですので、どなたにでも服用しやすくなっております。
添加物
カンテン、クエン酸、白糖、ブドウ糖、ペクチン、水アメ、グリセリン、クエン酸ナトリウム、香料、アラビアゴム
カワイ肝油ドロップS｜カワイ肝油ドロップ

って事なので、どうやら肝油と同じ栄養素は含まれているけど、肝油そのものではないみたいですね。

ちなみに河合薬業株式会社（河合製薬株式会社）の肝油ドロップですが、非常に人気らしく、生産が追い付いていないそうです。テレビか何かで紹介されたんでしょうか。