皆さんのお持ちのスマホは防水のスマホでしょうか?それとも非防水?
タイトルのとおり、今回は私はちょっとお馬鹿な事をしてしまったので、注意喚起のためにまとめてみることにしました。
…まぁ誰もやらないと思いますけどね…。
目次
一体何をやらかしたのか
まぁタイトルの通りなんですが、私、スマホをエタノールで洗ってしまったんですね。
スピーカー部分の埃がきになって、「汚れが溜まってきたなぁ」と思ったのが事の始まり。
そこで私は思ったんです
確かHTC10って防滴程度には防水機能あったよな?エタノールで洗えば、多少中に入ってもすぐ乾くよね♪しかもエタノールなら通電しないっしょ?
そもそもに、この考えが間違いだったわけですが…
という事でエタノールで洗う
その辺にあったトレイに無水エタノールを入れ、スピーカー部分等をせっせと綿棒とかで掃除してたんですね。
これがまぁ汚れが出てくる出てくる。
気持ちよくて調子に乗っていたら
やっちまった
ディスプレイの色がおかしくなる
電源をOFFにして作業していたんですが、起動してみたらやたら画面が紫色。
白が出なくなりました。
※少し焦っていたので写真は撮っていません
しかも何か全体的に暗いし…。
ディスプレイが点灯しなくなる
ここでさらにちょっと焦ったわけですが
大丈夫。エタノールが乾けば何とかなる!
そうタカをくくり、スマホを暖めます。
するとどうでしょう?
徐々にスマホの画面にノイズが走るようになり、そしてついに指紋認証ロック解除後に画面が消灯。
最後には画面が全くつかなくなりました。
でも着信はする状態(笑)
※焦っていたので写真は撮っていません
強制再起動で何とか画面点灯するところまで
もう「やっちまった」感がすごいんですが、とりあえず強制再起動で画面が点灯するところまでは行きました。
エタノールをどうやって飛ばすか
さて、ここからは端末内部に入ったエタノールをどうやったら飛ばすことができるのか。
一晩経過した後のスマホがコチラ。
青い(笑)
ディスプレイ内部にアレコレ入っている感がすごいですね。
写真右上の黄色い部分は何だ…。変色してしまったのか?
角度を変えてみます。
「ここが液体ですよ!」と言わんばかりの模様が…。
本体を過熱させる
さて、ここからどうやって、内部のエタノールを飛ばすかという点になるのですが、今回はこのアプリを使う事にしました。
このアプリは、CPUやディスプレイのバックライトをMAXにして強制的に電池を使わせるためのアプリなんですが、それに伴って本体が過熱します。
これを使って内部に入ったエタノールを揮発させようというのが狙いです。
充電器につないで、午前10時から、19時くらいまでアプリを起動させ、スマホをホカホカの状態に保ちます。
すると…
だいぶ変化が出ましたね。これは期待できるかも。
除湿剤を使う
次に試したのが除湿剤。
どうもスマホの水没系の対処には常套手段らしく、方法としては「除湿剤をスマホをジップロックに一緒に入れておく」というものらしいです。
除湿剤がエタノールを吸ってくれるかどうかはわかりませんが、試してみる価値はあります。
100円ショップで買ってきた除湿剤とスマホを入れて放置。
ついでに急速放電 Liteも起動して加熱。
一晩放置してみて…
変化は微妙…
数日経過
さて、この手法で数日試した結果がコチラ。
ダメでした(笑)
これは内部のエタノールというより、あれやこれや内部の物が溶けたり剥げたりしてるっぽいですね(笑)
買ってから1年ちょっとのHTV32が…。
修理費が高いかと思ったら思わぬ救世主
さて、「水没の修理は高額になる」と思ってあきらめていたスマホですが、長年ほとんど使うことなく加入していたサポートプログラムを使う時がやってきました。
auの「故障紛失サポート(旧 安心ケータイサポートプラス/LTE)」。
これの中に
「交換用携帯電話機お届けサービス」
というものがあります。
交換用の機種をそのまま送ってくれて、後日壊れたほうの端末を返送するというもの。
交換機種は「同一機種・同一色のリフレッシュ品」となります。
つまり「どこかの誰かが過去にぶっ壊したヤツの修理品」という事ですね。
対象のトラブルは「故障、部分破損、全損、水漏れ、盗難、紛失」
注意には以下のような事が書いてあります。
※傷、汚れ、塗装の剥離など軽微な損害、天災によるトラブル、または故意の破損、電話機の改造、ソフトウェアの改造、解析、コンピューターウイルス起因の不具合などは対象外です。
一番引っ掛かりそうなのは「故意の破損」なんですけど…。
いや、こんなことになるなら、そもそもにエタノールで洗ってなんかいないし、故意でこんな事するわけないじゃん…?壊すつもりでやったわけではないから事故よね?ちゃんと保証対象になる…よね?
まぁあとはauさんの判断に任せよう…
ちなみに肝心の価格ですが
1回目 | 2回目 | |||
---|---|---|---|---|
au契約が25カ月以上の方(長期ご利用特典適用時) | au契約が25カ月未満の方 | au契約が25カ月以上の方(長期ご利用特典適用時) | au契約が25カ月未満の方 | |
ご負担金 | 3,000円 | 5,000円 | 6,000円 | 8,000円 |
代用機なし+WEB割引適用後 | 2,000円 | 4,000円 | 5,000円 | 7,000円 |
余裕で25カ月以上使っていて、Web申込、ついでに代替機不要、過去1年に保証サービスは未使用。
って事は2000円でいいって事?
交換用携帯電話機お届けサービスに申し込む
なんだか予想外に安く済みそうだったので、早速申し込んでみることにしました。
申し込んだ結果…
やっす(笑)
これで、何とかなりそうです。
結論
私は何とかなりそうなところで落ち着きましたし、一応画面は見れる状態だったので、その後の支障は少なかったわけですが、これがもし基盤がショートなんかして起動しなくなっていたら、大切なデータもろとも失う所でしたね(笑)
という事で結論
非防水のスマホをエタノールで洗ったらだめだぞ!?
そう。タイトルの通りです(笑)
コメント
防水スマホを風呂(バスクリン入り)で洗ったり、風呂用マジックリンで洗ったりした結果液晶死んだ経験がございます。
後々考えたら「浸透圧」ってもんがあったなそういや・・・という事を思い出し、以後風呂場で洗うとかはしていません(笑)
ただエタノールを含ませたティッシュでなら未だに拭いたりはしていますね。
手を触れる物(スマホやゲームのコントローラーとか)は、たまに消毒しないと気持ち悪いので・・・
MS さん
防水を過信するとエラいことになりますよね(笑)
私はガラケー時代に「この携帯、なんと!防水なんだぜ!」なんて自慢しながら川に流して遊んだら、浸水はしなかったけど川底の石に擦れてボロボロになったことがあります(笑)
スマホの汚れは気になりますよね。
アルコールティッシュ程度では浸水はしないと思いますけど…。
コントローラなんかは久しぶりに掃除してあげると気持ちいいくらい汚れが落ちてきたりしますよね。
私はそれ始まると爪楊枝なんかでグリグリ、ホジホジ始まるのでキリがなくなります。
>スマホの汚れは気になりますよね。
アルコールティッシュ程度では浸水はしないと思いますけど…。
汚れ(ばい菌)はとても気になりますね~
なので妻のスマホもチラッと見た時に画面が汚かったりすると「渡せ」と取り上げて綺麗に拭いてしまいます(笑)
私の場合ですが、アルコールティッシュというかまんまアルコールをティッシュに含ませて拭いてます。
>コントローラなんかは久しぶりに掃除してあげると気持ちいいくらい汚れが落ちてきたりしますよね。
私はそれ始まると爪楊枝なんかでグリグリ、ホジホジ始まるのでキリがなくなります。
完全同意です(笑)
ウチはPS4でノーマルコントローラーとRAP(格ゲー用)がありますが、溝とかには手垢が溜まりやすいので爪楊枝、しまいにゃ針まで使用してほじくり出します(笑)
たまにですが分解して清掃する事もありますね~
二年近く前のブログにコメントするのも悪いかなと思いましたが、気になったのでコメントさせて頂きました。
こちらの動画を見ていただければわかるのですが、液晶パネルに無水エタノールを使うとバックライトシートを溶かしてしまうそうです。
【禁止事項あり】水没スマホの正しい処置
https://youtu.be/8eiLdmqjLB0
匿名 さん
コメントいただきありがとうございます。!
なるほど。
もっと早く知っておけばよかったですね…。
情報ありがとうございます。
原因がはっきりしてすっきりしました!