LenovoのYogaBook購入レビュー 良い所、悪い所をまとめてみた

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以前「LenovoのYoga Bookについて調べてみた」にて取り上げたYoga Bookですが、正直、持ち運びが容易なノートPCは一台欲しかったので購入してみました。



購入したのはWindows版のSIMスロットなしのモデルです。
10.1インチ以下のWindows10のモデルについてはOffice Mobileが無料でついて来るのでビジネスで使うにしてもかなりありがたいです。

サイズ比較


手に取ってみるまでどれくらいのサイズかイマイチ判断がつきづらかったんですが、実際に持ってみると非常に薄くて小さくて、そして丁度よいサイズです。



たばこの箱を横に置いてみました。これでだいぶ小さいことがわかると思います。


さらに横にスマホを置いてみます。


いかがでしょう?サイズ感は伝わりましたか?


悪い所について


良い所は沢山あるんですが、まずは先に悪い所から。

【ハローキーボードの使い勝手の悪さ】

これはもう購入前からわかりきっていた事ですが、ハローキーボードの誤入力が多いですね。

誤入力といっても、ハローキーボードのセンサーがめちゃくちゃというわけではなく、タッチ式なので、ホームポジションに指を置き続けられないことによる、タイピング開始位置の不安定さに原因があると思います。
普段ホームポジションの突起を指先でスリスリしている人はFとJが大量に入力されてしまいます。なので常時指先を宙に浮かせておく必要があります。

ホームポジションが安定しないと普通に打ったつもりでも、なかなか思った通りの入力内容になってくれないこともしばしば。バックスペースへ指を延ばせば間違ってエンターに触れてしまったり等、慣れないと結構大変です。

これは慣れが必要です。

【充電が遅い】

純正品ではないんですが、高速充電に対応したアダプターとUSBケーブルを使っているにも関わらず、充電に時間がかかります。空っぽの状態だと数時間かかったりするんですが、これは純正アダプタだと早いのかな?
あまりタップを占拠したくないので、複数口ある高速充電できるアダプタを使いたいんですが…。


【よく見ると充電していない時がある】

これは気づきにくい。USBケーブルを接続している状態であるにもかかわらず、マウスカーソルを電池のマークの所にもっていくと

「電源に接続:充電していません

と出ていることがあります。


いや、電源さしてんだから充電してよ!


となる事がしばしば。バッテリ―残量が半分くらいしかないのにこんな現象が起きていることがあります。
これは本体側の設定の問題もあるようなんですが、感覚的には起動時にUSBの充電ケーブルが刺さっているときに頻度が高い気がします。


【知らぬ間に電池がごっそり減っていることがある】

これは使い方の問題かな?

夜に「さて、これで今日はおしまい!」と端末を閉じ、バッグに入れて持ち帰り、翌日起動するとバッテリー残量がごっそり減っている場合があります。

これはいったい何なのか。

設定上は、パタンと閉じればスリープに入っているはずなんですが、電池がごっそり減っています。もしかしたら電源ボタンがバックの中で押されてしまっているのかもしれない。

本当にもう使わない場合はシャットダウンをした方がいいかもしれませんね。


【搭載スピーカーへの期待はしないで】

まぁこのサイズなので搭載スピーカーには期待せず、素直にBluetoothのスピーカーやイヤホンを使用しましょう。ドルビーアトモスとか入ってますけどスピーカーがスピーカーなので…。
一応左右にスピーカーの穴が開いていて、多分デスクに置いた際の、デスク面からの反響音も利用して音を聞かせるような作りになっていると思うんですが、まぁそれでもスカスカ感は否めません。
高音よりの音であればまぁ…といった感じでしょうか。


【ペンのキャップがやたら硬い】

これが購入直後に失敗した点の原因でもあるんですが、付属のリアルペンのキャップがやたら硬いんです。

上部のフック部分などをもって引っ張ると「バキ!」って言ったりします。

私のペンのキャップはこんな感じですぐにネジが緩んでくるんですが、他の方はどうなんでしょう。しっかりキャップとペンの境界線あたりから全体を持つように引っ張ったほうが無難です。


良い所について


【ペンは優秀】

さて、この製品の目玉ともいえるリアルペンですが、やっぱりこれはいいですね。ハローキーボードをペン入力画面にしてEMR芯で直接書き込んでもよし、ボールペン芯に交換して紙に書いたものを認識させてもよし。
OneNoteなどを起動させておけば画面にスラスラと反映されます。


EMR芯を使って書き込んでもいいのですが、若干ペンが走り過ぎかなぁという印象。紙への手書きの時の軽い抵抗がもっとあるといいんですが、そんな場合はリアルペンを使いましょう

【Windows版はOffice Mobileが無料】
普通の企業で働いている方は、クライアントとのやり取りなどでどうしてもMicrosoft Officeが必要になってくるケースが多いと思いますが、既述のとおりWindows版については搭載OSがWindows10ですのでOffice Mobileが無料で使用できます。
これにより、エクセルやワードなどのデータも取り扱うことができるようになるため、ビジネスで使う場合にも役立ってくれます。

【起動は早い】
SSD(訂正)フラッシュメモリであるという点もありますが起動は早いですね。あれこれソフトを入れて容量を圧迫したり、スタートアップの起動プロセスを増やしたりしなければ快適に使用できるでしょう。

【軽くて薄くて持ち運びしやすい】
記述の通り薄くて小さくて持ち運びしやすいのは非常に良いです。あまりデカいと持って歩くのが億劫になって使わなくなってしまう(私だけ?)ので、このサイズ感は丁度いいですね。

【思ったより動作の重さは感じない】
CPUがAtomでメモリ量も多くはないので、カクつきが多いかなぁと心配していたんですが、普段の使用ではさほどストレスにはなりませんでした。重めのアプリケーションの起動時には若干遅いかなぁという印象もありますが、CPUの速度が速くない代わりに、ストレージがSSD(訂正)フラッシュメモリの為、I/Oによる部分での速度向上が行われているおかげかもしれません。

【掃除がしやすい】
物理的に動作するキーボードがないので掃除が楽です。キーボードのボタンがあると埃やゴミが隙間に落ちて、使用期間が長いほど汚れていきますが、ハーローキーボードは、柔らかい布で拭けばきれいになります。


購入前に理解しておいた方がいいこと


【多機能だが高性能ではない】
機能面では素晴らしいYoga Bookですが、PCの単純な性能という面でみれば高性能ではありません。過度な期待と高負荷はかけないようにしましょう。

【画面に直接スタイラスペンで書くこともできる】
Webのレビューを見ていると「画面に直接書く事はできない!」というレビューをときどき見かけますが、これは可能です。


NoeNoteを起動して「描画」タブの指のマークを選択すると直接書き込めるようになります。ただし、このマークは画面のタッチ機能があるPC出ない場合には表示されない模様。普通のデスクトップで同様にOneNoteを起動してみましたが指のマークがありませんでした。

【芯の交換は非常に簡単】
これもWebのレビューを見ていると時々「芯の交換が大変!」という意見を目にします。ペンチで引っ張っている人なんかも見かけますが、実は非常に簡単です。


このように芯の先端をキャップに突っ込んで、テコの原理のように斜めにひっかけて引っこ抜くと簡単に外れます。キャップ先端に芯を指しても「カチッ」とロックするのではなく、キャップを傾けて少し力をかけ、淵にひっかけてやるイメージです。

【画面消灯時には手書きは反映されない】

公式HPを見るとこんな記述があります。

スクリーン上に手書きの内容を表示。スクリーン上で書くことも、スクリーンオフの状態で添付のBOOK PAD上で紙に文字や絵を書き込み、画像ファイル或いはPDFで保存する事も可能。他のアプリで簡単にファイルを利用可能です。

http://shopap.lenovo.com/jp/tablets/lenovo/yoga/yoga-book/yoga-book-windows/

これね、勘違いしてたんですけど

画面消灯状態でも書き込めるって意味じゃないって事。

「画面にEMR芯で直接書いてもいいし、ハローキーボードを手書きモードにして書き込んでもいいよ」って事のようです。多分英文のローカライズの時にニュアンスが伝わってなかったんだと思うんですが、「スクリーンオフの状態」ってのはディスプレイ上じゃない部分でもって事みたい。

私は単純に「スクリーンオフ=画面消灯」と理解していました。

例えばBookPadを装着して、YogaBookを逆折のタブレットの状態にして画面が見えずとも、BookPad上で書き込んだものがしっかり保存されているなんて便利な機能があるんじゃないかと思ったんですが、そう甘くはなかったようです。

これができればなぁ、折りたたんで画面が見えない状態で、ただの手書きメモ帳として傍らに置いておいて、自動でデータ化して、後ほど整理なんてことができると思ったんですが…。常時ノートPCのように広げておかないとダメなようです。


買ってよかったのか


ちょっと予想外の部分もありましたが、購入した事については不満はありません。

用途としてはメイン機ではなく持ち運び用のサブ機なので、サイズ感も、バッテリーの持ちも、機能も十分です。

手書きのメモが取れるところもすごく重宝します。会議の時などはタイピングよりもサササっと手書きメモを残した方が速いので、手書き&OneNoteとか、OneNoteに直接手書きメモを残して、あとからテキストデータ化するということもできます。

また、電話を受けている際にも、キーボード入力の場合はメモを取るのに両手がふさがってしまいますが、手書きメモならば片手でスラスラと書き込むことができます。

おかげでデスク周りから紙類が大分減り、非常にすっきりしました。個人的な狙いはここにあったのでかなり重宝しています。

以上、YogaBookを購入して、良いところ、悪いところをまとめてみましたが、個人的にはかなり気に入っています。キーボードにはいまだに慣れませんが、購入して約一カ月ずっとデスクの傍らに置いて使っています。

Windows OS搭載なのでビジネス面でも対応幅は広くなります。倍近い価格のサーフェスを買うよりも正直YogaBookのほうがいいんじゃないかとすら思えます。会社にサーフェスがありますが、厚くて重いのでいまはほとんど据え置き機のような扱いになっています。

ということで

YogaBookよかったよ!


まぁ、あとはハローキーボードへの慣れでしょうね。これが使いこなせるようになれれば完璧だと思います。

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コメント

  1. 匿名希望 より:

    YOGA BOOKのストレージは残念ながらSSDではありません。

    • 鑑人 より:

      匿名希望 さん

      コメントありがとうございます。
      ご指摘ありがとうございます。正しくは「フラッシュメモリ」ですね。

  2. 匿名きぼんぬ より:

    sdをVHDにして使っていますが、sdの読み込み遅くないですか?Class10使っているんですが、NTFSフォーマットすると遅いんです。

    • 鑑人 より:

      匿名きぼんぬ さん

      コメントありがとうございます!

      SDの読み込みですか…。私は「まぁSDだしな」という感じで、あまり気にして使っていなかったのと、ドでかいデータはあまり入れないようにしていたので何とも言えません。
      クラス10と言っても「読み書き時のデータ転送速度が最低 10MB/秒」という基準なので、カードによっては遅いというのはあるかもしれませんね。

  3. 匿名係 より:

    紙に書けるリアルボールペンの替え芯が高くないですか?
    安い替え芯(ジェットストリーム等)でも使えるなら購入したいんだけどな・・・。

    • 鑑人 より:

      匿名係 さん

      コメントありがとうございます!

      高いです!高いですよねぇ…。
      なのでチマチマ使ってます。

      試しに普通のボールペン芯を使ってみましたが反応しませんでした。おそらくインク入れの部分も金属でないと反応してくれないのではないかと思われます…。