以前の記事「Willsonの「PSコート艶タイプ」を使ってみた」で実験中に発見したシランガードが落ちてムラムラになる現象。
原因がイマイチわからず色々実験してみたものの、明確な答えにたどり着けずじまいの状態なのですが、ひとまず現段階で試したことと結果をご報告しておきます。
とりあえず現状でわかっているのは、濡れた状態で濡れたMFタオルで擦ると落ちるという現象のみ。
PSコート艶タイプが問題だったわけではないようです。
クリア層ぽいものを作って実験
過去の実験で使い尽くし、もはや固着したツヤエキやら、イオンデポジットが取れなくなってしまった今までの実験パネルを破棄し、新しいパネルを購入しました。
そして今回は、パネル上にちゃんとクリア塗装をして実験をしてみようと思います。
クリア塗装をしたところとしていないところをわかりやすく分けるために、マスキング。面倒なのでサランラップで代用です(笑)
5回ほど重ね塗りした状態。
うーん綺麗な(!?)ゆず肌に仕上がりました
まぁ塗装なんてやったことないんだし仕方ないよね!というかマスキングテープをはがしたそばから端の部分がペリペリとはがれていきます。
定着なんてあったものじゃない。これは「プラサフ」というものを使わないといけなかったのでしょうか。
あくまで実験用のパネルですのでそこはご愛嬌ということで…
次に2000番の耐水ペーパーでゴシゴシしてみます。
う~ん、曇る曇る
というかゆず肌でボッコボコですね(笑)
次にマスキングをして余っていたシランガード、比較対象としてツヤエキを施工してみます。
そしてマスキングをはがすと
ああ!!!
マスキングテープと一緒にクリアがはがれてしまいました。境界線があいまいでよくわからない感じになってます。
境界線はココ。
これを数日放置します
マスキングテープを完全にはがしました。上がツヤエキ、下がシランガードです。
別角度から。シランガードもツヤエキも大差はない感じです。
普段の洗車の状況を再現ということで、ソナックスのグロスシャンプーを塗ってみます。
ソナックスのグロスシャンプーをお使いの方はわかるかと思いますが、キャップのフチに換装したシャンプーがペタペタと残ります。
それを剥ぎ取り水をつけて綿棒にとります。
ツヤエキ、シランガードともにヌリヌリ。少し強めに綿棒でグリグリします。
水をかけてみると若干撥水が弱くなっているように見えますが、これはまぁ綿棒でゴシゴシしすぎたせいじゃないかと自分なりに解釈。
水分を拭き取ってみても、褪せた感じはしません。
シャンプーはあまり関係なさそう。
次は本当によく落ちる水垢シャンプーを使ってみます。
これも綿棒にとってヌリヌリ。
ふき取ってみても違いがイマイチわからない。
少しだけ薄くなった気がする程度ですね。
次に、個人的に最強と思っている水垢ストロングバブル。
大分うすくなりましたね。
ツヤエキの方も薄くなっています。
薄くなってはいるものの、何かの成分のせいで落ちたという事ではないのでしょうか。
クリアを噴いたパネルであれば水垢ストロングバブルでズルっと落ちるものだと思って実験したのですが、アテが外れて困惑です。
車の塗装上だと落ちるものは落ちる
上記のような実験の合間にも週末はやってくるもので、おのずと洗車を行うようになるわけですが、またも同じ現象が発生しました。
わかりますか?
赤マルで囲った部分がエラくまだら模様になっているのがわかると思います。
こちらはPSコート艶をしたわけでもなく、普通にソナックスのグロスシャンプーで洗車して、MFタオルで拭きっとった状態のときに、天井のマダラを見つけたのでゴシゴシしたら余計範囲が広がったという状況。
濡れたMFタオルで擦ると落ちるのかな…?
さっぱりわかりません。ちょっと嫌になってきました。
仕方ないので水垢ストロングバブルをかけて拭いてみるとやっぱりきれいさっぱり落ちる…。
そして、再施工すると
うん、綺麗になった。
ということは…
重ね塗りがだめなの?
という考えがチラホラとわいてきました。
確かに初回の施工時にはすんなりシランガードがのってムラにはならないのですが、翌週、翌々週と重ね塗りをした際にムラが際立っていたような気がします。
重ね塗りして、ムラになって、ムラになっている所を洗車後に濡れたMFタオルでゴシゴシすると剥げていくといった感じ。
これはどうしたものか…。しっかり定着してないってことなんでしょうかね。
ひとまず、シランガードのヌラヌラした感じは好きなので、使い切るまでは再施工しながら誤魔化していこうと思います。
あとはこれ以上ルーフについては重ね塗りなどせずに様子を見ておこうかと思います。
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