スマホカメラの写真のボヤけの原因と解消対策

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今回は、スマートフォンのカメラのぼやけの原因調査と、解消方法をまとめてみました。

Z1fで撮影した写真がぼやける

あるときふと気づくと、Xperia Z1fで撮影した写真がぼやけていることに気づきました。

事の発端はラーメン屋にて、ある日ラーメンの写真を撮ったところ、何か写真が汚い。

はじめは手ぶれのせいかと思いましたが、同じ構図で複数枚撮っていたのですが全てぼやけた感じになっていました。

この様に、ピント自体があっていないような感じです。
撮影時は、正面のナスにオートフォーカスで撮っていたのですが何かがおかしい写真になっています。

その後、他の写真を撮っても周りがぼけていたりとくっきりとした写真が撮れませんでした。

あ、ちなみに写真を撮ったのはSNSに投稿するわけでもなく、ただの自己満足です(笑)

ぼやけの原因を探す

購入した当時はそんなことは無く解像感がある写真が撮れていました。

その後、root取ったり、Z1CのカメラMODを導入したりと、システム周りをいじったため、そのあたりが影響しているのかなと疑いをかけてみたのですが、原因は見つからず…。

いろいろ確認してみたところ、問題は別の所にありました。

背面を照らしてみると、レンズ部分に汚れのようなものが!

試しに消毒用アルコールで拭いてみると…取れない。

爪でひっかいてみても抵抗はないし傷でもない感じ…。

これはなんだろうと思っていたのですが

製品出荷時にレンズ部分にはコーティングが施されている

というのを思い出しました。

スマホのカメラ部分はプラスチック製で防傷の為にコーティングをしている事がほとんどです。

でも、そのコーティングも時間と共に剥げてきます。

その中途半端に剥げた状態で写真を撮ると、解像感が足りない写真や、妙に白っぽい写真になってしまいます。

コーティングをはがしてみる

ドコモショップにもっていこうかと思いましたが、

root取ったりしていて保証が受けられないため、自力で何とかするしかない。

それであれば、いっそコーティングを剥いでしまおうという事で早速作業に取り掛かることにしました。

■必要な道具
・綿棒
・コンパウンド

この2点があればコーティングを綺麗に剥ぐことが可能です。

特にコンパウンドには気を遣い、できる限り目が細かいものを利用することが良いでしょう。
おすすめは ハセガワの 「セラミックコンパウンド TT25」です。

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模型用のコンパウンドで、透明プラスチックをぴかぴかに出来る唯一のコンパウンドでは無いかと思います。

このコンパウンドを1滴レンズ部分に垂らし、綿棒で軽く擦ります。

液体がなくなってきたら再度1滴垂らしまた綿棒で擦ります。

これを5分くらい時間を掛けてゆっくりやることが成功の鍵です。

力を入れすぎたり、急いでゴシゴシするのは御法度です。

コンパウンドを掛けた後は、ティッシュで拭いて水で洗い流して下さい。

このコンパウンドは水溶性で水で洗い流せます。

防水のスマホだとこんな時に楽ですね。

この状態だとちょっと傷が心配なのでコーティングを行なっておきます。

今回はWIN・TEC株式会社の「ぬってか・ピカグラス」を施工しておきました。

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さてさて、写真はどのように取れるのか気になって、再度ラーメンを撮ってきました。

何か解像感がある写真ですね。付け汁がぼやけているのは手前に肉の塊にピントが合っているからでしょう。

本体の交換などを行なわずに、写真が綺麗に撮れるようになったのでまぁ良しとしましょう。

本来は光学機器にコンパウンドなんて素人がやるものでは無いのですが、スマホのようにレンズや素子が小さいものだとそこまで影響が出ないのかもしれませんね。

これを一眼用のレンズなどでやったら酷いことになりそうですが…。

スマホのカメラの画質がちょっと悪いなと思ったら一度カメラ部分を確認してみてはいかがでしょうか。

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