6/18にXperia A4が発売しました。そこで思ったこと。
「Xperia A4 は Xperia Z3 Compactの外装を買えただけの代物であれば、Z3CにA4のファームが焼けるに違いない!」と踏んで実際にXperiaZ3CのXperia A4化を実験してみることにしました。
Xperia A4にするメリット
Xperia A4化のメリットは一言で言うとAndroid 5.0になります。Xperia Z3 Compactも5.0にアップデートされるというアナウンスがされていますが、それがいつになることか分かりません。一足先にドコモ版の5.0を楽しんでみようというのが今回の私の原動力です。
まぁ、Z1fの時はA2化した数日後に4.4へのアップデートが来て、無駄な作業をしましたが…。今回はどうなることか。
手順
1.XperiFirmを使用してFTFに必要なデータをダウンロード
XperiFirmを起動して左のリストからXperiaA4を選びます。
選択すると、モデルが表示されますので、「SO-04G」を選択します。
真ん中のリストにファームウェアのバージョンが表示されるため、「23.1.B.0.435」を確認して選択します。
通常は、最新のバージョンのみ表示されるはずです。
右のリストに表示されている項目を選択して「download」を選択します。
ファイル容量が大きいので少し時間はかかります。
2.Flashtoolと使用してFTFファイルを生成する
Flashtoolを起動して、Tools ? Bundles ? Create と進め、1で保存したファイルのフォルダを選択します。
左のリストに表示された項目を全て選択して、右の項目に移動します。
BrandingやVersionを入力して「Create」を押します。
数分ほどでFTFファイルが作成されます。
3.Preroot.zipを作成する
PRFCreator.exeを起動し「FTF File」に2で作成したFTFファイルを選択します。
「SuperSU.Zip」にはダウンロードしておいたSuperSU.Zipを選択します。
※これを選択しておかないとRootを維持したままアップデートが出来ません
IncludeはKernelだけにチェックを入れます。
設定をした後、Createを押します。
処理が完了すると、「flashable.zip」が作成されますので「Preroot.zip」としておきます。
4.作成したPreroot.Zipをリカバリーツールから焼く
再起動をして、リカバリーツールを起動します。
リカバリーツールより7で作成したpreroot.zipをインストールします。
インストール後、一応cashをwipeして置きます。
5.無事に起動することを祈る
最初の起動ではアップグレード作業や、アプリのARTへの変更等で結構時間がかかります。
6.リカバリーツールのインストール
3.でPreroot.zip作成時にリカバリーツールを入れての作成が出来ますが、何故かこの方法だとリカバリーツールが起動しません。
なので、起動後別途インストールをします。
7.Android5.0を楽しむ!
3.でSuperSUも同梱しているので、rootも維持してくれています。
ひとまず私は成功したようです。Poboxがついに進化してqwerty入力がフリックに対応していました。これでGoogle日本語入力使わなくても良さそうです。
ただ、通話録音アプリが通話開始と同時に録音が始まり、通話終了と同時に録音が終わってくれなかったりと細かい点は気になりますが、基本的には真っ当に動作しています。ひとまずこの状態で使い続けてみます。
では、今回も毎度おなじみではありますが
root化、ファームの焼き直し等の作業については常に「自己責任で」お願いします!
コメント
先日z3cにa4のftfを焼いて無事lolipop化したのですが、マルチユーザー機能が使用できません。具体的には、ユーザーのアイコンをタップするとdocomoの電話帳アプリが起動します。
設定の項目のユーザーにもそれらしい設定はないのですが……
めろんさん
マルチユーザーですか…。
すみませんマルチユーザーは試したことがなないんです。
お力になれずすみません・・・
SO-02GにSO-04G 23.1.B.1.213のROM焼きはダメっぽい。
Royさん
この手順でA4の23.1.B.1.213焼けましたけど
FlashToolやPRFCreatorのバージョンや手順を再度確認してみては?