マツコデラックスさんの番組、マツコの知らない世界 「イヤホンの世界」 という番組で「安くていい音が鳴る」という形で紹介されたイヤホン。フィリップスの「SHE9700」が今話題になっているようです。
ですが、こちら、オーディオマニアからすれば「クソ」の一言でかたづけられます。
理由は簡単。「タッチノイズが酷い」この一言に尽きます。
タッチノイズとは
タッチノイズとは、ケーブルが服などにこすれた時に発生するノイズです。イヤホンを使っているときに、ガサガサ!!ゴソゴソ!っと音が聞こえることはないでしょうか。それがタッチノイズです。
今のイヤホンはカナル型が主流なのでこのタッチノイズがダイレクトに耳に入ってきます。ですので音楽をいい音で聴いているのに、雑音が混ざってきます。
それではいくら音がイイといってもダメダメですね。
良いイヤホンとは
じゃあどんなのが良いのか?という話ですが、条件としては
いい音で聞きたいのなら最低でも5千円は準備。できれば2万円を準備。
1万とそれ以下にはとてつもないほどの壁があります。数千円で音がいいからとか、鼻で笑えるレベルです。
以前、鑑人にて「Panasonicの激安高音質イヤホン「RP-HJS150」を買ってみた!」という記事にて、格安イヤホンを絶賛しておりましたが、こちらも鼻で笑えるレベル。
言ってることが違うだろ!
というツッコミ。わかっております。実は、
今回は実は中の人がいつもの人と違います(笑)
そう。鑑人は個人ブログではありますが、今回は別の「中の人」が書かせて頂きました。
おすすめのイヤホン
で、言い訳はさておき、次に「値段の他には何を気にすれば良いのか」という点ですが、今はカナル型が主流で、上位モデルは「バランスドアーマチュア」という方式を採用しています。
これは、針で振動膜を震動させて音を出すと言う仕組みで、繊細な音が出せるのが特徴です。
ただ、1つのユニットごとに得意とする帯域が違うため、最上位機種になると3つや4つのユニットを使っているものもあります。その数が多ければ多いほどイイと考えれば大丈夫です。
で、ある程度抑えられた価格で、さらに良い音が出るものですが、私からするとこの辺がおすすめです。
低音が聞きたい場合
SHURE SE215 Special Edition
高遮音性イヤホンSE215のスペシャルカラーバージョンSHURE シュア/SE215SPE SE215 Special Edit… |
高音よりの音がいい場合
オーディオテクニカ SOLID BASS ATH-CKS99
今はカナル型でインナーイヤー型のハイエンドモデルが無くなってきているのは残念です。
ちなみに私が最高だと想っているイヤホンは、オーディオテクニカ ATHーCM7TI なんですがね。
突き抜けてくる高音、ドライブ掛かっている音質、癖が強いですが聞いていて楽しいイヤホンでした
今は生産中止ですが…。
今はAmazonでかろうじて売ってますが、結構なお値段になっています。
投稿者:喰海
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