最近、クラウドストレージが流行っているが、月々払って数十GBなんって払ってられるか!!
と言う事で、自宅にサーバーを立ててそこにファイルをためるようにしてみようと思つく。
まぁサーバーは適当にセットアップして、接続の設定。
固定IPを取るのはお金がかかるので、無料のダイナミックDNSサービスでドメインを取得。
そしてルータのバーチャルホストの設定で外部から見えるようにも設定!キチンとアクセスが出来るのを確認してさぁ完了!!
って、アレ?自宅のLAN環境の中からではそのドメインにアクセス出来ない!
なぜ・・・なぜ・・・・?
確認のために、直接IPアドレスを叩くと表示される。
が
ドメインだとアクセス出来ない。
なぜ・・・?
つづく!!
と言うことが自宅にサーバーを設置するとよくあります。
これの原因は、ルーターが「ヘアピンNAT」と言う機能に対応していないからです。
「ヘアピンNAT」とは別名NATループバック、IPループバックなどとも呼ばれます。
「ヘアピンNAT」について解説しますと、
通信の流れは一度ルーターを通ってインターネットに出て行くと言う大原則があります。
家の外にアクセスする場合はそのまま外に出ていくので問題は無いのですが、家の中にサーバーがある場合は、一度出て行って、その後また戻って来るという流れになります。
その道筋が180度曲がって戻ってくる形がヘアピンに似ているからヘアピンNATと呼ばれているのかもしてません
このヘアピンNAT機能が無い場合はぐるっと回って戻って来た時にルータが
「あれ?戻って来たけど・・あれ?あれ?」
となってその後何処に行けばいいのか分からなくなります
その為、バーチャルホストに届かないという問題が発生します。
じゃあ、どう解決すればいいの?となるわけですが、
解決策として以下の様なものがあります。
1.PCのhost情報にドメインでアクセス出来るように家庭内IPを書いてあげる
2.プロバイダなどが提供しているDNSではなく自前のDNSを用意して設定する
3.ヘアピンNAT対応ルータに変える
2に関してはDNSのメンテナンスや更新など手間がかかり面倒です
1はお金をかけずに行えますが、家庭内にある全ての機器に設定しておかないとアクセス出来ない機器が出てきます
よって、一番楽なのは3です
といっても、これまた一苦労です
カタログを見てもヘアピンNAT対応なんてかいでません。
しかも家庭用ルータで対応しているものは稀です。
家庭用の覇者、バッファローのルータはほぼ対応していません。
安定性で人気のNECも対応していません。
じゃあ何処のが対応しているのと言うことですが、
「コレガ」は結構対応しています。
対応していますが、対応していないモデルがあったりするので気が抜けません。
まぁコレガの上位モデルを買うと当たる確率は高いですね。
ちなみに価格が安くて、さらにヘアピンNATに対応しているモデルはコレ
コレガ(アライドテレシス) IEEE802n.11n/g/b規格対応 無線LANルータ 有線ポートオールギガ/DLNA USBポート/WPS CG-WLR300GNE
確実に当たりを引きたいのであればYAHAMAのXRシリーズでも買うのが得策かと・・・
ヤマハ ブロードバンドVoIPルーター NVR500
こっちはちょっと高いんですけどねwww
ちなみに電気屋さんでヘアピンNAT対応のルータ下さいと言っても無駄です。
ドヤ顔でごり押ししてくる店員さんに一撃必殺をかましたいならどうぞお使い下さい。
「ヘアピンNAT対応のルータ下さい」
これで「はいわかりました!」で持ってきてくれる店員さんは良くわかってる方って事でもありますねw
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