Xperia Z5をAndroid 6.0(Marshmallow)にアップデートしてみた

Android

2月にdocomoよりAndroid 6.0へアップデートの対象機能の発表があり、早い端末では3月上旬にはアップデートが開始する端末があるとアナウンスがある中

ついにXperia Z5にアップデートがやってきました。

寝耳に水とはまさにこのとこです。

海外でのZ5へのアップデートは3月7日にイギリスで行われると予告があるったので、早くてもそれ以降の中旬かと思っていたら、まさか世界最速で日本にやってくるとは・・・

どうしたのドコモさん?何かあったの?大丈夫?

確かにAndroid 6.0へのアップデートは素早く行うと発表していましたが、世界最速とは極端過ぎませんかねぇ…?

…世界最遅か世界最速かドコモには極端しか無いんですかね

アップデート内容


※画像:google

さて、今回のアップデート内容ですが、下記の通りとなります。

UI周り
見た目はほぼAndroid 5.0の時と変わりません。
目新しい追加機能もありません。
本当にメジャーアップデートなのかと言うほど見た目の変化はありません。

カメラ周り
カメラのUIが使いやすくなりました。
5.0まではカメラのモード切替はアプリ切り替えボタンから行っておりましたが、新しいUIではスワイプで機能切り替えができるようになり、切り替えがスムーズに行えます。
まぁこのアップデートは海外版ではもう行われているものだったんですが・・・

バッテリー周り
Android6.0の目玉機能「Doze」が利用可能になります。
この「Doze」一言で言えばGoogle製のスタミナモードです。Dozeの実装によりXperiaの代名詞的なスタミナモードが今回のアップデートでは項目自体なくなってしまいました。

が、

4月下旬以降のアップデートでスタミナモードは復活するそうです。
SonyMobileの技術者によるとAndroid6.0のZ5ではバッテリー消費とは無縁になるという話がありましたが、新しいスタミナモードがまだ間に合わなかったということでしょうか

セキュリティ周り
指紋認証がネイティブで対応となります。
これによりGoogle Playでの決済でも指紋認証を使えるようになるのでしょう。
また、Runtime Permissionによりアプリ毎にインストール後に必要の無い権限の削除が行えます。カメラアプリなのに電話帳へのアクセス権限があるとかよくわからない権限を削除して、怪しいアプリも安心して使用できる様になります。 

追加機能
Now On Tapが使えるようになりました。
ホームボタンを長押しすることで、今表示されている画面を解析して、必要と思われる情報を検索してくれる賢い(?)やつです。
GoogleNowの進化版みたいなものでしょうね。

使用感

アップデート完了までには結構時間がかかる感じがします。
「本体ソフトの更新をインストール中」の画面で最後の5%ほどからバーが一向に進みませんでした。
そして結構CPUが頑張っているのか、アップデート中はほんのり暖かくなります。

アップデート完了後は全体的に変な突っかかりがとれたように感じました。
設定画面ではスクロールすると確実に突っかかっていたのですが、スムーズにスクロールができるようになっています。
また、アプリの起動ももたつきがあまり感じられなくなりました。
端末がアップデート直後で暖かい状態でこの感じなら、最適化が完了した後ならかなり期待がもてるアップデートな様に感じます。

バッテリー餅に関してはスタミナモードが無くなってDozeに切り替わってどんなものなのかはもう少し使って見ないとわかりませんが、Nexus 5Xの時はDoneの効果があまり感じられませんでしたが・・・まぁNexusシリーズは電池持ちが悪いってだけのことですけど(笑)

軽く触ってみての感想は

これは悪くないかも!

まかさまさか日本がXperia Z5の6.0が最速になるとは予想外すぎる展開でした。
XperiaZ5の6.0へのアップデート自体、2段階に分けてアップデートが行われるそうで、今回のアップデートは基礎部分のアップデートになるのでしょう。そして、4月下旬以降に予定されているアップデートで真の姿のZ5がお目にかかれるのでしょうか。

今後が楽しみで仕方がありません。

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