研磨力比較 水アカシャンプーとコンパウンドとハンネリワックスの研磨力を比較してみた

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IMAG2932
以前の「CCワックスプラスの傷消し効果を試してみた」の記事を書いているときにふと思いついた、傷消しワックスやコンパウンドなどの研磨力比較実験を今回は試してみようと思います。

実は、前々から気になっていたことがありまして、コーティング剤のパネル比較実験を行った後、本当によく落ちる水アカシャンプーを使ってパネルのリセット作業をしているんですが、その時に気になっていたことが一つ。

ティッシュが黒くなるんだよなぁ

ってこと。

IMAG2930 これが直前に実験したバックスのコーティング剤「ツヤ&水はじき かんたんコート BC01」の実験をした後のパネルのリセット作業を行った後の状態。ティッシュが黒くなっていますね。
本当によく落ちる水アカシャンプーに研磨剤が入っていることはボトル裏面の成分表示からも明らかなのですが、これがどの程度のものかは考えていませんでした。

それも踏まえて、今回はそれぞれの製品でどれくらい削れるのかを試してみたいと思います。

実験方法

実験方法についてですが、まぁ専用の実験機器なんてあるわけでもなく、均一に圧力をかけるとか、精度の高いことはできそうもないので、ない頭をひねって考えた結果

いつものパネルを30秒(くらい)めいっぱいゴシゴシこする

です。

これが果たして正しい結果に導いてくれるのかは謎ですが、まずは試してみようと思います。

それでは実験スタート。

実験開始

IMAG2933 いつものパネルをマスキングテープで区切ります。

WILLSON 鏡面コンパウンド
IMAG2935 まずはWILLSONの鏡面コンパウンド。手元にはホルツや3Mなどの色々な種類のコンパウンドがあったんですが、これが一番研磨力がマイルドかなと思ったのでWILLSONの鏡面コンパウンドにしてみました。

さて、30秒くらいゴシゴシします。力加減はほどほどに。全体重を乗せるような感じではなく、肩もみする時よりもやさしく、スマホをタップする時よりも重く・・・・うまく表現できない。。。洗車でスポンジを使う時より重くって感じでしょうか。

で、結果…

IMAG2937
うーんさすがはコンパウンド様。削れるもんは削れますね。
こいつが第1号。基準になります。

ポリラック
IMAG2939
ポリラックはこんなボトルじゃない

というツッコミは勘弁してください。中身はポリラックです。もともと入っていたボトルの蓋が壊れてしまったので、ダイソーのボトルに移し替えました。

このポリラックですが、きのこたけのこ戦争ばりにずーーーーーっと「ポリラックには研磨剤が入っている派」「入っていない派」で論争が続いてきた(本当かよ)わけですが、今回ここに決着がつきそうです。私も昔々、購入前に色々調べたら最終的に「入ってないっぽいよ」って記事に当たったんですがいかがなものか。

結果を見てみます。

IMAG2940
はい。ティッシュが若干黒くなっていますね。これはやっぱり削れたって事でいいんですよね?ポリラックの成分が「溶かした」とかではないと思います。ただし、鏡面コンパウンドに比べると色が薄いので、本当に微量ながら入っているかもしくは粒子が非常に細かいか、ポリラックの液体が緩衝材代わりになって研磨力を弱めているかといったところではないかと推測します。

私はポリラックには研磨剤は入っていないと思っていたのでこれは少しショックです。

ピカール
IMAG2941 最強の金属磨きピカール。こいつはもともと金属磨き用なので削れて当たり前と思ってやってみます。

IMAG2943 黒い!黒いよ!

そりゃそうだ。削ることが大前提の商品ですからね。削れて当たり前です。見事にティッシュが黒くなりました。

本当によく落ちる水アカシャンプー
IMAG2944 さぁ、今回の実験のきっかけの一つ。本当によく落ちる水アカシャンプーです。

おさらいとしてボトル裏面を再度確認。
IMAG2946 しっかりと「研磨剤」と書いてありますね。

それではゴシゴシします。

結果は

IMAG2948
ヤバイ。めっちゃ黒い

ピカール級のティッシュの汚れに唖然としてしまいました。これは結構削れてるっぽいなぁ。思った以上の結果になってしまいました。

これ、説明には「かるーくこする」「ゴシゴシ不要」ってありましたけど…

「ゴシゴシ不要」じゃない、「ゴシゴシするとヤバイ!」じゃん(笑)

というわけで、本当によく落ちる水アカシャンプーは、説明書き通りやさしく扱ってください。

WILLSON鏡面WAXハンネリ ダーク&メタリック車用
IMAG2949 最近ちょくちょくでてくるWILLSON鏡面WAXハンネリ ダーク&メタリック車用です。なんかこうしてみると手元にウイルソン製品多いな。ウイルソンの別のコンパウンドあるし、PSコート、PSマルチミスト、ウイルソンミスト、シランガード等々なんだかんだでウイルソンさんにお世話になっていたようです。

で、話を戻して実験開始。

IMAG2951 かなりマイルドな感じですね。というか、少しつけすぎてしまったかなという感じだったのでそのせいもあるかもしれませんが、コンパウンドの粒子のサイズの問題か含有量か、はたまたこれも同様にワックス成分が緩衝材代わりになったのか、ティッシュの色は変化しましたが薄い感じになりました。

CCワックスプラス
IMAG2953 こいつも実験をするきっかけの一つ。ふき取り不要タイプのこいつがどれくらいの研磨力をたたき出すか…。

IMAG2955
あらー、結構削ってくれちゃうのね。

明らかにWILLSON鏡面WAXハンネリ ダーク&メタリック車用に比べてティッシュの黒さは濃くなっています。WILLSON鏡面WAXハンネリと比べるとCCワックスプラスの方が硬く、粘度も高いので当然の結果かもしれませんが…。

そして実質の価格が2倍以上差があるんだよなコレ。

WILLSON鏡面WAXハンネリが200g以上入っているのに対し、CCワックスプラスが100g。価格はCCワックスプラスの方が高いっていうね。そりゃそれなりの性能たたき出してくれないとってところですね。

実験結果とまとめ

IMAG2957 すべての結果を並べてみました。

思った以上に本当によく落ちる水アカシャンプーの研磨力がヤバそうです(笑)
ハンネリワックスの研磨力がマイルドで安心しました。
あとはポリラック。「年式が古い車程効果的」みたいなのをよく見かけますがまぁこの感じだと、研磨剤で古い車の溜まった汚れを落とすのと、あとは研磨力は弱いので塗装自体が既に傷んでいる場合のダメージも最小限に抑えられるって事なのかもしれませんね。

さて、それぞれの研磨力の違いはわかりましたが、研磨していない所とはどれくらいの差が出るのか。
マスキングテープをはがしてみます。

IMAG2959
差が出ているからと、ここで満足してはいけません。そもそもにポリラック、ワックス系は別の成分で傷が埋まっているので施工直後の見た目で差がでるのは当たり前。鏡面コンパウンドも、仕上がりをよくするためにツヤツヤ成分が入っていたりするので、これをきれいにしないといけません。

はい、どーん。
IMAG2960 久しぶりに登場しました。水垢ストロングバブルです。この手のワックスその他であればこいつが余裕で落としてくれます。

こいつを使って、傷埋め成分を全部落とした後の状態をご覧ください。

IMAG2961 IMAG2962 IMAG2967 IMAG2966
色々な角度の写真を撮ってみましたけどどうでしょう。どれもそれなりに均一されたような感じで、何もしていない所と比較すれば差は出ていますが、ピカール、本当によく落ちる水アカシャンプー、CCワックスプラスあたりが顕著に差が出ていますね。

というわけで、研磨力比較の実験をしてみましたが、それなりに面白い結果になって満足です。とりあえずわかったのは

本当によく落ちる水アカシャンプーとCCワックスプラスは力いっぱいゴリゴリやったらいかん

という事ですね(笑)
シャインポリッシュを使う時は、鏡面WAXハンネリ、CCワックスプラスは付属のマイクロファイバータオルで優しく塗り込むようにといった感じで使い分けるのがよさそうです。

[2015/11/16追記]
今回使ったパネルと別のパネルで同様に本当によく落ちる水垢シャンプーでゴシゴシ拭いてみたんですが、今度はそこまでティッシュが黒くなりませんでした。これはどうとらえるべきか。今回のパネルは非常に荒い傷をつけてあり、表面に凹凸が多く削れ安い状態だったのかもしれません。
そうすると、研磨力の低いものであっても結構削れてしまったりするのではないかなと思われます。

余程荒れた塗装面でもない限り、今回の実験結果のような削れ方はしないかもしれません。


以上、研磨力比較の実験でした!