Googleのペナルティーの原因は意外なところが教えてくれた

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 35

7460434194_e3f00916c7_o

突然のアクセス減少

半年以上前の2014年初旬、唐突に鑑人のアクセス数がガックリと落ちました。
これまで特定の記事だけコンスタントにアクセスがあったので記事が増えてもアクセスが伸びない点については、『みんなのハートにグサっとくるような記事を書いていないからだ』と言い聞かせて地道に更新をしていたんですが、今までチラホラとアクセスがあったような記事にまったく反応が無くなりました。
これはまさか…噂のGoogleのペナルティというやつか!パンダアップデートに引っかかった可能性は十二分にあります。
という事でわけもわからず、何だか知らないけど、どうやらGoogle様に嫌われてしまったらしい。
皆目見当がつかないのでとりあえず、原因調査と解決方法を調べてみました。

ペナルティを受けたかどうかの確認方法

手動のペナルティと自動のペナルティ
まず、確認をしたのがウェブマスターツール。

大前提としてGoogleのウェブマスターツールを導入している事。
コレが無いと話が始まりません。
この記事にたどり着いた方はウェブマスターツールを既に導入済みという前提のもとで話をします。



ウェブマスターツール内の「検索トラフィック」→「手動による対策」を確認。

「手動によるウェブスパム対策は見つかりませんでした。」

との事なので、まずは手動での対策はなされていない模様。
ついでにウェブマスターツールのダッシュボードにも何ら警告メッセージはない。
という事で、サイト自体がGoogleの品質に関するガイドラインに違反しているわけではない模様。
という所まで判断できます。※この判断が早計でした

次にサイトマップからGoogleのインデックスへの登録数を確認。
こちらもウェブマスターツール内の「クロール」→「サイトマップ」から確認できます。
ちなみにウェブマスターツールにログインしていればダッシュボードに出てくるはずなのでそこからも確認可能。これで、実際のサイトマップが正しくGoogleに送信されているのか、インデックスに登録されているのかが確認できます。
結果、アップしているサイトマップのページ数とインデックスに登録されているページ数に差はありませんでした。
ここまで来てもよくわからない。

次は「検索クエリ」。
「検索トラフィック」→「検索クエリ」からこのサイトが検索結果にどんなキーワードでどれくらい、何位くらいに出没しているのかがわかります。
するとどうでしょう。

がっつり落ちてる…!

もう全盛期の半分、いやそれ以下か。
1/3くらいでしょうか。突然ぱったりと検索クエリ数が落ちています。

もう、何かペナルティを受けたのは間違いない。
この落ち方は尋常じゃない!

何か悪いことしたんかーーー!?

と考えるも心当たりもなく、とりあえず手あたり次第にやってみることにしました。
だって、そもそもにもうアクセス数なんてどん底だもの…

アクセス数回復のためにやったこと

その1.サイトの高速化

『きっとレスポンスが悪いから、使えないサイトだと思われているに違いない!』

サイトのレスポンスの悪さは前々から認識していたこともあり、一気に手を入れようといろいろと高速化を計ってみました。

【サイトの状態を確認】
まずはGoogleの [PageSpeed Insights]を使ってページのスコアを計測。
あわせて[GtMetrix]も使ってレスポンスの足を引っ張っている項目を洗い出し、可能な限りつぶします。

これによりそれぞれのスコアは上がり、直帰率が10%程減ったものの、実際のアクセス数には変化なし。

サーバーのレスポンスについてはCloudFlareを導入してみたりしましたが大きな改善はありませんでした。
最終的にCDNはWordpress公式のJetpackに落ち着きました。これが一番早いかもしれない。

その2.HTMLの改善
ウェブマスターツールの「検索のデザイン」→「HTMLの改善」からキーワードタグやDescriptionタグに問題があれば教えてくれます。
ここで「短すぎる」だの「重複している」だのと指摘されている部分を改善。
これによって、少し改善したかな?という部分もありましたが、結局のところ大きな変化は無し。
でもエラーで警告が出ているよりはいいだろうという事で全部つぶしました。

その3.構造化データ
ウェブマスターツールの「検索のデザイン」→「構造化データ」の項目を見てみると大量にエラーが出ていました。
これに関しては特にSEO上で影響はないと言われていたり、影響があると言われていたり情報がマチマチではありますが、やはり警告が出ているよりも出ていない方がいいだろうと全て解消。
ちなみにこちらも変化なし。

その4.不要なコンテンツの削除
アレをやってもダメ、これをやってもダメと効果が見られないまま、閲覧者が少ない記事を書き続ける毎日にうんざりしかけていた所に出くわした情報。

『ユーザーにとって意義のないページが大量にあると順位が下がる』

という話。で、コレの対処方法が

『ボリュームが少ない記事とかは消せ。徹底的に消せ!』

というお話。

多くのブログ管理者の方は思うでしょう。

『今まで苦労して書いたんだぞ!?消せるかよ!!』

現に私がそう思ったんですけどね(笑)

ただ、もう背に腹は代えられない状況。

これの代替方法としてnoindexタグを使用するという方法がありまして、記事を消さずにGoogleのクローラーに「この記事はインデックスしなくてもいいから!」と教えてあげる方法です。
根っからの貧乏性の私としては、過去の記事を消してしまうというのは『もしかしたら今後アクセスがあるかもしれない』という可能性を捨てきれず、ついでに訪れたユーザーさんが関連記事で読んでくれるかもしれないという淡い期待とが交錯してしまう状況。
なので、古くて本当に意味が薄い記事以外はnoindexタグを入れることにしました。

【削除 OR noindexにする記事の選出】
先ず第一に、一体どの記事を削除して、どの記事をnoindexにするのか。
なんだかんだで2年近くは運営しているブログだけあって、記事数も結構あり、1つひとつチェックしていると膨大な時間を要します。
そこで、パッと見でわかる判断基準を2つ。

・記事の文字数
・記事単体のアクセス数

この2つ。

1つ目は単純に記事のボリュームが多いか少ないかを判断する材料です。
Wordpressの便利なプラグイン「Posts Character Count Admin」です。
これはWordpress管理画面上で記事一覧を表示させた時に、その記事の文字数を表示してくれるプラグインです。
文字数別でソートできれば最高なんですが、パッと見で文字数はわかるし、HTMLタグはカウントの対象外となるので、正確なページの容量を知ることができます。

2つ目は記事単体の現在の存在価値を判断する材料です。
大量のテキスト情報があって、ボリュームの大きいページであっても、閲覧者がいなければ意味がありません。
逆に文字数が少なくとも多くのアクセスがあるページは価値があります。
という事で「WP-PostViews」のview数からアクセス数をカウントします。
ただ、このWP-PostViewsはどうもクローラーか何かのアクセスもカウントしているようで、記事更新直後にアナリティクス上に反映されないカウントがぴょ~んと20件弱程上乗せされたりしますので、あくまで目安としておいた方が良いかもしれません。

この2つを使って、不要な記事の削除とnoindex化を進めてみました。

その結果

特に変化なし!!!

もう泣きたい…。

どうしたらいいんだ…。

問題解決のヒントは意外なところから

色々やったのに回復の兆候が見えず、更新頻度も下がり、さじを投げかけていたある日、Gmailにこんな通知が来ました。

お客様のウェブサイトに AdSense のプログラム ポリシーに準拠していないサイトがあり、その結果、そのウェブサイトへの広告配信が停止されていることをお知らせいたします。

は?

ポリシー違反?どの記事が?っていうか最近記事更新してないんだけど?

ヘッダーやサイドのAdSenseの広告からポリシー違反の通達。
AdSenseにログインしてポリシーを確認してみると

プログラム ポリシーに記載されているとおり、Google 広告を表示するサイトでは、ユーザーに役立つ情報を提供することになっています。ユーザーが期待どおりの製品、商品、サービスを見つけられるように、サイト内を簡単に移動できる必要があります。操作性に問題のあるナビゲーションとは、たとえば次のようなものを指します。

存在しないダウンロード/ストリーミング配信コンテンツの提供を謳っている
存在しないコンテンツにリンクしている
無関係なページや誤解を招くページもユーザーをリダイレクトしている
サイトのテーマやビジネス モデルと関係がないテキストが記載されている

確認してみると半年以上前の記事。
記事の中の動画は削除されており、既に存在しない動画が記事内に貼られている。

確かにこれはポリシー違反。早速削除してGoogleに連絡をしてみます。
返信内容は

いただいた情報を考慮しながら gunzine.net を慎重に確認しましたが、お客様のサイトで引き続き違反行為が行なわれているため、現在のところ、お客様のサイトへの広告配信を再度有効にすることはできません。

そう

広告が止められてしまいました(笑)

元々雀の涙程度しかクリックされていなかったアドセンスですが、広告が止められてスッカスカになったサイトを見ると悲しい限り。
とりあえず復活させておこうという事でこのポリシー違反を何とかしてみようと試行錯誤しました。

アドセンス広告復活に向けてやったこと

その1.リンク切れ項目の抽出

まずはリンクりれの抽出。
ポリシーの方で明確に警告が出ているので、片っ端からリンク切れを削除します。
今回もリンク切れを探すのに非常に便利なプラグインがあって助かりました。
Broken Link Checker」というプラグインで、バックグラウンドで動作してリンク切れを探してくれます。
使用方法については別途記事にまとめようと思いますが、これを導入したところ、出るわ出るわ大量のリンク切れ。
動画が存在しないとなると存在価値がまったくなくなる記事については削除。リンク先が無くても成り立つ記事は存続、といった具合に記事を編集。
これで行けるかと、Googleにポリシー違反に対する申し立てをするも却下される始末。どうもまだまだリンク切れがあるらしい。

その2.カテゴリ分けの統合
「Broken Link Checker」がリンク切れのチェックを行うのに、ある程度時間を要する為、その間にカテゴリの整理。
ユーザビリティーを考えたときに、あっちこっちのカテゴリに分類されていたり、カテゴリの階層がバラバラだったりと、使いづらそうだったのでカテゴリの統廃合。
記事数の少ないカテゴリの削除をしたり、階層をまとめたり等々。
ただし記事数が多いので完全には終わらず。

と、ここまでやったところで、ちょっとした変化が。

アクセスが…増えてきている!?

依然としてアドセンスのペナルティは解除されていないものの、確実にアクセスは増えている。

というより

落ちる前より多くねぇ!?

何やらおかしなことになり始めました。
というか検索エンジンのペナルティが解除されたのか?
ペナルティの原因となる記事が、今回対応した記事の中にあったのでしょうか。

ここで、満を持しての、ポリシー違反に対する申し立て!

これで解除来ただろ!?

回答

いただいた情報を考慮しながら…(略

何だよもう…。

しかし、以前とは違う点が

違反の項目が違う

暴力: Google のプログラム ポリシーに記載されているとおり、AdSense のお客様が暴力的なコンテンツを含むページに Google 広告を掲載することは許可しておりません。これには、骨折、鉄道や車の事故、重傷を負った人々に関連するコンテンツを掲載するサイトも含まれます。このポリシーの詳細については、ヘルプセンターの次の URL をご覧ください。

!?

あーなるほど。

確かにドラレコの事故動画とかを掲載していた記憶があります。しかも数ページ。
事故防止への啓発記事のつもりで書いたんですが、そこに掲載した動画がアウトだったようです。
思いつく限りの動画記事を検索し、編集&削除。

そして、これで何回目だろう。再審査請求を送信。

「プログラム ポリシーに準拠していただくために、サイトに変更を加えていただき、ありがとうございます。gunzine.net を慎重に確認させていただいた結果、このサイトへの広告配信を再度有効にいたしました。

キタァァァァァァァl!!!!

長い道のりだった…。

何ともまぁ手間でしたが、Adsenseの対応をしているうちに、検索エンジンのペナルティも解除された模様です。
というか以前より潜在的に足を引っ張っていたと思われる項目も対処できたようでアクセス数がどっと上がりました。
…といっても元々たいした数字ではないんですがね。

今回はアドセンスを入れていたおかげでポリシー違反に気づく事が出来ました。
どうしてもペナルティーの原因がわからない場合はアドセンスを入れてみるのもアリかもしれません。

まとめ

1.記事内のリンク切れには要注意。リンクが切れたらとっとと消す。

2.記事内の動画があるかも要注意。動画が消えたらとっとと消す。
※著作権に引っかかるような動画はあっという間に消えます

3.動画の内容は要注意。

4.ボリュームの少ない記事は書かない。書いてもnoindexにする。

5.ペナルティーをくらってもあきらめない!

いやもう本当に心が折れそうでしたが、これで何とかまだ継続できそうです(笑)

画像:How to seo a website / SEOPlanter

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. OSADA より:

    はじめまして!一読いたしました。
    4.ボリュームの少ない記事は書かない。書いてもnoindexにする。
    は何文字くらいとかあるのでしょうか?
    返信あれば幸いです!

  2. 鑑人 より:

    OSADAさん

    コメントありがとうございます!

    私はアクセスの極端に少ない記事がだいたい1500字未満であったり、当時調べたときにみたサイト等からのの基準で1500字未満の記事をなるべく書かないようにしました。画像が多めの記事で文字数は少なくても、ツイートして頂いたりなどでアクセスが増えてるような例外もたまにありましたので、一概に文字数だけでバッサリとも行きませんでした。
    新規に書く時は2000字くらいを目安にしています。

    ただ、最近のSEO系のブログを拝見していますと、「文字数はあまり関係ない。ようは内容が適切で要領よく読者に伝えられているか」とおっしゃっている方も結構いますね。