グラスターゾルオートを試してみた

これまで怪しげなネット販売オンリーのコーティング剤を色々試してきましたが、当たり前のように売られている市販品については、前回のツヤエキくらいしか試していませんでした。

今回は定番中の定番製品を試してみたいと思います。

グラスターゾルオートを試す

試してみようと思ったのはコレ

グラスターゾルオートです。
この古臭いというか、昔ながらというか、歴史を感じさせる缶。

「ボデー」という表記にも時代を感じさせられます。

ホームセンターでもカー用品店でもどこでも売ってるこのアイテム。

「ガラスの被膜が～」とか「フッ素ポリマーが～」とか胡散臭い文言は書いてありません。

効果がどれほどなのかも書いていません。

・砂ぼこりを落として吹き付けて、布で塗り伸ばして別の布で拭き上げてね！
・洗った後に吹きかけてやれば水はけがよくなるよ！

この２つくらいしか書いてありません。

ただ、そんな古いものがなぜに今の今まで販売されているのか。

やはり、「いい」と思って使っている人がいるからなんでしょう。

温故知新。新しけりゃなんでもいいってもんじゃない。まずは昔からあるものを試してみないとということで早速実験です。

パネルで効果を試してみる

いつも通りのパネルに実験前に2000番の耐水ペーパーで「洗車傷もどき」をつけておきました。そして今回の対抗馬。何にしようか迷ったんですが、手元にあってそれなりに効果が望めるものという事で317を使ってみることにしました。

まずはグラスターゾルだけ施工してマスキングをはがしてみたんですが

あれ？

テッカテカなんだけど(笑)

これは今まで見た中で１番なんじゃないかってくらいテカテカになりました(笑)
一番近いのは固形ワックスでしょうか。凄くヌラヌラした感じです。

なんだこれ効果は絶大だ。一人の部屋で鉄板眺めながらニヤついてしまいました。怪しいですよね。

317との比較

次にガラス系コーティング剤317との比較を行ってみます。

これはグラスターゾルオートに軍配が上がりました。

そして、耐久性実験。今日もいつも通りの水垢ストロングバブル！

ぶっかけて！

ふき取る！

きれいさっぱり！！

…まぁ仕方ないよね。別に硬化するとかそんな事一切言ってないもんね。

施工したその日と、その後のちょっとの間だけ効果が持続するならそれでいいじゃない！といったレベルでしょうか。艶は抜群なので自分の車で実験してみようかな。

まとめ

それにしても１本600円そこそこ。でも結構な重量感です。
ネットで買わずに近くのカー用品店かホームセンターで買った方が安く買えます。
これ１本でどれくらい持つかはわかりませんが、コストパフォーマンスはすごいかもしれません。
やはりなんだかんだで昔から継続して販売され続けている商品は、その時代時代の競争の中で勝ち残ってきているわけですから、それなりの理由があって売られているんですね。