日常に潜む本当のステルスマーケティング| ステマ(ステルスマーケティング)について考えてみる その3

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というわけで、3回にわたってお送りしてきた
ステルスマーケティングについてですが、
これで最終回「日常に潜む本当のステルスマーケティング」です。

まぁステマステマと騒がれていますが、実際問題、
気づいてる人や、仕掛ける側にいる人にとっては、

「なんだ今更気付いたのか。」

と言ったところでしょう。

こんなことはネットの世界に限らず、昔からずっと行われてきた事です。

ステマの定義がどこまで及ぶかわかりませんので個人的な見解となってしまいますが、
『ユーザーが意識しない所で宣伝される』ことをステマとするなら
以下のようなものは全てステマになるでしょう。

1.雑誌
旅特集やグルメ特集等、一見「特集!」と釘打たれて掲載されていますが、
あれはあくまで「広告枠」です。

経営者の方ならご存知かと思いますが(私は経営者ではありませんがw)、
この手の雑誌の編集者から

「今度特集を組もうと思うのですが、是非御社を取材させていただきたく~」

なんて連絡はよくあるはずです。で、蓋をあけて見れば、

「特集に載せてあげるから、広告料として○○万円はらってね?」

こんなことはザラでしょう。
余程話題の企業さんじゃない限り、

「ウチに取材させて下さい!広告費?いりません!」

なんて事はないんじゃないでしょうか?

まぁつまりあれは「お金を払ったから雑誌に載ってる」わけで、
別にどこが凄いわけでもなく、雑誌社側が凄いところを見つけてきて
誇張して掲載してるに過ぎません。

と言う事は、雑誌社は広告主(お店)と読者から2重でお金をもらってるわけですね。

2.テレビ
これも雑誌と同じ理屈でしょう。

さて、旅番組やグルメ番組で、芸能人が食事に行き、

「うっわ!!うぅぅぅまい!! とろけるような食感で~」

なんてコメントしてるのを真面目に見てる人はどのくらいいるでしょう?
同じものを食べた事がある人なら「んなわけないっしょ」てな感じ。
芸能人が来てウマイウマイと騒げば宣伝効果大でしょうね。

最近顕著だと思ったのは、知識系の番組。
○○の裏側といった番組で、一企業の工場の生産ライン等を紹介している番組。
一視聴者としては普段見られない所なので非常に興味深いんですが、
最終的には「○○社」は凄いね!ってな話になります。
企業としてはかなりの宣伝になるはずです。

ここに広告費が発生しないわけがない。

先日は某対決番組で、相反する技術を持った企業同士で対決するなんてのがありました。
各社の技術や対決内容は、正直「すごいなー!」なんて思って見てたんですが、
まぁこれも多分宣伝なんでしょう。
番組内で、しつこいくらいにナレーションで企業名が連呼されます。
対決終了後は、勝者ははっきりするものの、結局はどちらも凄いという印象を植え付けられます。

こんな効果的な宣伝無いでしょうね。
工業製品で一般人がお目にかかる事が滅多にないものなら特に。

3.某国民的アニメ
まぁこんなことは知りたくなかったんですが、某国民的日曜のアニメこれも立派な広告媒体らしいですね。
オープニングで毎週主人公の女性が全国各地の観光地を巡る風景が描写され、画面右下にはその地名が出ています。
これがもう誘致合戦が凄いみたいです。次はウチを次はウチをなんて、各観光地から依頼がでるそうな。

Wikipediaからの引用になりますが、

オープニングでの各地方の紹介は1974年(昭和49年)から行われてきた。2000年(平成12年)からは1つの県に絞って半年間(一部例外あり)流す方式に改めている。内容は季節に合わせ3か月ごとに変更している。2000年(平成12年)からの新方式では、紹介を希望する県や自治体から協力費を受けている。2001年(平成13年)の愛媛紹介で愛媛県が補正予算で計上した事業費が630万円。2002年(平成14年)の岐阜紹介で岐阜県と県観光協会が制作費として負担した金額が約700万円。2007年(平成19年)の愛媛紹介で松山市などが計上した協力費が840万円。2007年(平成19年)の富山紹介で富山市が補正予算で計上した事業費が840万円。2008年(平成20年)の山口紹介で山口県が支払った協力費が630万円。2009年(平成21年)の新潟紹介で新潟県が予算に計上した協力費が800万円など。なお、オープニングは提供を含めて1分40秒(オープニング曲自体が1分30秒、地方紹介部分が1分10秒ほど)であるが、日曜日の同時間帯に60秒のCMを半年間放送した場合には最低でも9600万円以上必要とされるため、費用対効果の高い観光PRとして注目されている。

だそうです。

というわけで、これが宣伝だと思ってなければこれも見事なステルスマーケティングという奴になりますね。

で、私はこのテレビのやり方って凄く問題があると思うんです。

CM枠はいいと思うんですが、番組内で「広告だ」と釘打たず企業宣伝を行う。
これがマズいと思うんです。

「国から許可が下りた特定の業者のみに使える公共の電波をこんな事に使ってもいいのか?」

という疑問が沸くんですよね。

まぁあくまで私個人の考えなのでいいのか悪いのかは分かりませんが、
非常に疑問に思います。

結論と致しましては

「何でも鵜呑みにしたら駄目だよ」

ってことですねw

以上で、ステルスマーケティングに関する投稿は終了です。
結構かったんで、参考にならなかった人は「ふざけんな!」といった感じでしょうが
それに関しては勘弁して下さい。

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